XenApp and XenDesktop

ユーザーのシャドウ

Directorのユーザーのシャドウ機能を使用すると、ユーザーの仮想デスクトップまたはセッションを直接表示したり操作したりできます。この機能を使用するには、そのマシンにユーザーが接続している必要があります。ユーザーが接続している場合、ユーザーのタイトルバーにそのマシン名が表示されます。

  1. [ユーザーの詳細]ビューで、ユーザーセッションを選択します。
  2. 以下の操作で、そのユーザーセッションに対するシャドウを開始します。
    • マシンを監視する場合は、[アクティビティマネージャー]ビューで[シャドウ]をクリックします。
    • セッションを監視する場合は、[ユーザーの詳細]ビューの[セッション詳細]パネルで[シャドウ]をクリックします。
  3. 接続が初期化されると、.msrcincidentファイルを開くか保存するかを確認するダイアログボックスが開きます。
  4. デフォルトで選択されていない場合は、Remote Assistance Viewerでファイルを開きます。ユーザーデバイス側には、確認のメッセージが表示されます。
  5. ユーザーが [はい] をクリックすると、マシンまたはセッションの共有が開始されます。

ユーザーがマウスやキーボードの制御を許可すると、管理者がシャドウセッションを制御できるようになります。

シャドウのためのMicrosoft Internet Explorerブラウザーの構成

Microsoft Internet ExplorerブラウザーでダウンロードしたMicrosoftリモートアシスタンスファイル(.msra)がリモートアシスタンスクライアントで自動的に開くように構成します。

これを行うには、グループポリシーエディターで[ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示]を有効にする必要があります。

[コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[Windowsコンポーネント]>[Internet Explorer]>[インターネットコントロールパネル]>[セキュリティページ]>[インターネットゾーン]>[ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示]

デフォルトでは、ローカルイントラネットゾーンのサイトに対してこのオプションが有効になっています。Directorサイトがローカルイントラネットゾーンにない場合は、ローカルイントラネットゾーンに追加することを検討してください。

ユーザーのシャドウ