XenApp and XenDesktop

既知の問題

このページの7.15ベースラインおよびCU1CU2CU3CU4CU5CU6CU7CU8セクションで説明されている既知の問題は、「解決された問題」の一覧に記載されていない限りCU9でも引き続き存在します。

累積更新プログラム9の既知の問題

CU9には新しい既知の問題はありません。

累積更新プログラム8の既知の問題

  • このVDAバージョンを使用すると、OUによってマシンに適用されたCitrixポリシーが適用されない場合があります。[CVADHELP-19826]

  • セキュアXMLキーがレジストリに作成されていない場合、ローカルホストキャッシュデータベースが見つからないか破損している可能性があります。ローカルホストキャッシュデータベースを再作成する方法については、CTX228758を参照してください。[LCM-9660]

  • StoreFrontがDelivery Controllerと同じサーバーにインストールされている場合、Delivery Controllerのアップグレード後にStoreFrontをアップグレードしようとすると失敗します。ただし、Delivery Controllerをアップグレードする前にStoreFrontをアップグレードすると、StoreFrontのアップグレードは成功します。

    回避策として、Delivery Controllerのアップグレード後にStoreFrontをアップグレードする必要がある場合は、StoreFrontのアップグレードを実行する前にCitrix Telemetry Serviceを停止してください。[LCM-9706]

  • Citrix StudioでAzureへのホスト接続を作成しようとすると、例外が発生して失敗することがあります。この問題は、Azureで行われたMicrosoftの変更が原因で発生します。プライベート修正プログラムはCTX457802で入手可能です。[CVADHELP-18741]

累積更新プログラム7の既知の問題

  • Set-LicCEIPOptionコマンドレットを使用してLicensing CEIPオプションを更新しようとすると、CommunicationErrorで操作が失敗します。この問題は、Citrix Licensing Manager経由でCEIPオプションを有効にすることで回避できます。詳しくは、Knowledge Centerの記事CTX220679を参照してください。

累積更新プログラム6の既知の問題

  • Citrix Workspaceアプリ1912以降では、XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU6リリースの一部であるHDX-Flashリダイレクトはサポートされていません。HDX-Flashリダイレクトは、Citrix Workspaceアプリ1911以前でのみ使用できます。Citrix Receiver 4.9 LTSRを7.15 LTSR CU6とともに使用することもできます。[LCM-8140]

  • CU6リリースには、新しいバージョンのセルフサービスパスワードリセットサービスが含まれています。この新しいバージョンのサービスでは、中央ストアのセキュリティ構成を検出する新機能が導入されています。Windows Server 2008 R2で中央ストアまたはサービスを作成すると、警告ダイアログボックスが表示されます。この問題は、Windows Server 2008 R2がSMB暗号化をサポートしていないためにセキュリティ検出が失敗し、発生します。この問題は、さらに操作を行うことを禁止しません。回避策として、SMB暗号化をサポートするWindows Server 2012以降で、中央ストアとサービスを作成します。[LCM-8179]

  • 7.15 LTSR CU6 VDAに関連付けられたセッションの詳細を表示すると、Citrix Directorがポリシー情報の列挙に失敗する場合があります。この問題は、Citrix DirectorがVDAバージョン7.15 LTSR CU6より前のバージョンである場合に発生します。この問題を回避するには、Citrix Directorバージョン7.15 LTSR CU6を使用してください。または、VDAで次のレジストリを変更してから再起動します。

    • レジストリパス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\GroupPolicy

      名前:SaveRsopToFile

      種類:REG_DWORD

      値:1

    • レジストリパス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\GroupPolicy

      名前:SaveRsopToMemory

      種類:REG_DWORD

      値:0

    • レジストリパス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\GroupPolicy

      名前:SaveRsopToRegistry

      種類:REG_DWORD

      値:0

    [LCM-8201]

累積更新プログラム5の既知の問題

  • Windows 7 VDAを7.6 LTSR CU8からこのリリースにアップグレードしようとすると、重大な例外が発生し、ブルースクリーンが表示されることがあります。利用できる回避策はありません。

    Windows 7 VDAを7.6 LTSR CU8からこのリリースにアップグレードする場合、次の回避策のいずれかを実行します:

    • 7.6 LTSR CU8をアンインストールしてから、7.15 LTSR CU5をインストールします。
    • Windows 7マシンでCitrix WDDMドライバーを手動で無効にしてから、このリリースにアップグレードします。Citrix WDDMドライバーを無効にするには、次の手順を実行します:
      • Device Managerを開きます。
      • Display adaptersをクリックして選択肢を展開します。
      • Citrix Display Driver (Citrix Systems - WDDM)を右クリックしてDisableを選択します。[LCM-6798]
  • Windows 7またはWindows Server 2008 R2を実行しているVDAでは、App-Vアプリケーションの起動時にVC++エラーが発生することがあります。この問題は、App-Vクライアントが動作するために特定のバージョンのVC++ 2013に依存していることが原因で発生します。

    回避策として、Microsoft Hotfix(https://support.microsoft.com/en-in/help/4014009/march-2017-servicing-release-for-microsoft-desktop-optimization-pack)を適用します。または、App-Vクライアントを最初にインストールしてから、VDAの累積更新プログラム5バージョンをインストールします。[LCM-6809]

  • Citrix Scoutは、Windows 2008 R2を実行しているDelivery Controllerのヘルスチェックの実行に失敗することがあります。その結果、次のメッセージが表示されます:チェックに失敗しました。この問題は、Delivery Controllerにインターネット接続がない場合に発生します。これを回避するには、チェックスクリプトをダウンロードしてから、スクリプトを手動で実行します。詳しくは、Knowledge Centerの記事CTX263240を参照してください。[LCM-6837]

累積更新プログラム4の既知の問題

  • PowerShell 2.0をターゲットとするCitrix XenDesktop Adminモジュールのカスタム管理スクリプトが失敗することがあります。この問題は、モジュールがPowerShell 2.0をサポートしなくなったことが原因で発生します。

  • スペイン語版のMicrosoft Windowsオペレーティングシステムで、コンポーネントの初期化に失敗することがあります。この問題は、Delivery Controllerをバージョン7.6の累積更新プログラムからバージョン7.15の累積更新プログラム4(CU4)にアップグレードするとき、事前のサイトテストを実行すると発生します。

  • Citrix Directorで[傾向]表のレコードのすべての行が表示されない場合があります。一部のレコードと余分な空きスペースが表示されますが、下にスクロールすると残りのレコードを見つけることができます。[LCM-5841]

累積更新プログラム3の既知の問題

  • Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)に関するCitrixの既知の問題の一覧については、Knowledge CenterのCTX234973を参照してください。

  • AWS環境では、XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU2イメージまたはスナップショットに対するサーバーVDAのロールバックが失敗する可能性があります。回避策として、次のPowerShellコマンドレットを使用して、ロールバックタイムアウトのタイムアウト値を30分に延長します:

    Set-ProvServiceConfigurationData –Name ImageManagemntPrep_preparationTimeout –Value 30 [LCM-4364]

  • XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU3へのアップグレード後、サイトのライセンスサーバーがCU3の対応バージョンに更新されなかった場合、サイトがアップグレードできないことがあります。アップグレード時、製品インストーラーからこのことが通知されることはありません。[LCM-5467]

  • XenDesktopウィザードを完了した後、Studioのマシンカタログが空になり、管理IPアドレスではなくストリーム配信IPアドレスが表示されますが、これは正しくありません。管理IPアドレスを使用するには、以下のレジストリキーを設定します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ProvisioningServices 名前:UseManagementIpInCatalog 種類:DWORD 値:1

[LD0125]

累積更新プログラム2の既知の問題

  • Windows 2016 VDAでは、スマートカードを使用してログインするユーザーは、ログオン時に使用可能なすべてのユーザーを表示できないことがあります。この問題は、ログオンウィンドウのデフォルトのサイズ(600x520)によって発生します。回避策などを含め、詳しくはKnowledge CenterのCTX204070を参照してください。[LCM-3951]

  • Windows 10 Redstone 4(Insider Previewビルド)の既知の問題の一覧については、Knowledge CenterのCTX231942を参照してください。

  • Citrix Studioをバージョン7.15の累積更新プログラム2にアップグレードすると、ポリシーがローカライズされないことがあります。詳しくは、Knowledge CenterのCTX234711を参照してください。[LC9613]

  • 7.15 LTSR CU2セッションが黒い画面として起動することがあります。この問題は、Profile Managementが有効なときに、XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU2および7.17 VDAで実行されているセッションで発生します。回避策などを含め、詳しくはKnowledge CenterのCTX235100を参照してください。[LC9648]

累積更新プログラム1の既知の問題

  • HKEY_LOCAL_MACHINE下のpicadmやMultiStreamIcaなどのユーザーが構成可能なレジストリキーが、累積更新プログラムのインストール中に削除される、またはデフォルト値によって上書きされる可能性があります。[CVADHELP-16481]

  • StoreFront 3.12(XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR)からStoreFront 3.12.1000(XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU1)へのアップグレード後、またはStoreFront 3.12.1000のインストール後にStoreFront管理コンソールが開きません。StoreFront管理コンソールに「MMCがスナップインを作成できませんスナップインが正しくインストールされていない可能性があります。」というエラーが表示されます。この問題を解決するには、CTX233206の手順に従います。[LC8935]

  • Windows 7またはWindows Server 2008 R2マシンにSHA-256証明書で署名されたドライバーをインストールすると、Microsoft WHQL(Windows Hardware Quality Labs)のメッセージが表示されることがあります。この問題を解決するには、マシンに以下のマイクロソフトの修正プログラムをインストールします。
  • Citrix Telemetry Serviceが無効になっているか停止している場合、メタインストーラーを使用してXenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR累積更新プログラム1(CU1)にアップグレードすると、次の警告メッセージが表示されることがあります: 「Call Homeに登録するためのCitrixサービスを開始できません。ガイダンスについては、CTX218094を参照してください。」[LCM-3642]

  • Microsoft Windows 10のセッションの起動時に、Profile Managementにより黒い画面が表示されることがあります。この修正では、「同期するディレクトリ」ポリシーを構成し、フォルダー「*AppData\Local\Microsoft\Windows\Caches*」を追加する必要があります。回避策などを含め、詳しくはKnowledge CenterのCTX234144を参照してください。[LC9030]

7.15 LTSR(初期リリース)の既知の問題

XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSRのリリースには、以下の問題が含まれます。

VDA

  • SAS通知*が有効になっている場合、コンソールで既存のセッションに接続している複数のモニターを持つユーザーは、モニターのレイアウトが正しく復元されていないことを発見することがあります。たとえば、右側のモニターが1で、メインモニターとして選択され、左側のモニターが2の場合、ユーザーは再接続時に位置が入れ替わっていることに気付く可能性があります。この問題は、物理デスクトップを使用しているリモートPCユーザーにのみ影響します。これは、2つの機能間で互換性がないことによるものです。[CVADHELP-14249]

    * SAS通知は、別のユーザーが接続を試みていることをリモートPCのコンソールユーザーに通知する機能です。

App-V

  • Studioの[アプリケーション]ノードから、または選択したデリバリーグループから、1つまたは複数のApp-Vアプリケーションを削除した場合、「不明なエラーが発生しました」というメッセージが表示されます。このメッセージは無視しても問題ありません。アプリケーションは削除されます。[DNA-29702]

  • App-Vアプリケーションの子プロセスが起動していると、デリバリーグループからそのアプリケーションを削除できないが、アプリケーションを終了させても子プロセスが終了できません。アプリケーションが使用中であるというエラーが表示されます。プロセス名を確認するために、Get-AppVVirtualProcessを実行します。タスクマネージャーまたはStop-AppVClientPackageで、そのプロセスを終了させます。[DNA-23624]

  • App-Vパッケージをアプリケーションライブラリから削除しても、Studioの表示はなくなるがVDAから削除されません。この問題を回避するには、管理者権限を引き上げて以下のコマンドレットを実行します。

    Import-Module AppvClient Get-AppVClientPackage -all #削除するパッケージのPackageIdおよびVersionIdを特定します Remove-AppVClientPackage -PackageId <packageid> -VersionId <versionid> [DNA-47379]

  • Microsoft App-Vの動作によって、シングル管理またはデュアル管理方式で同じアプリの複数のシーケンスされたバージョンを公開すると、ユーザーごとに一度に1つのバージョンのアプリケーションしかVDAで起動できません。ユーザーが最初に起動するバージョンによって、後で実行されるバージョンが決まります。同様の動作は、Citrixコンポーネントが含まれていなくても、それぞれ異なるパスのデスクトップショートカットからシーケンスされたアプリケーションを起動しても発生します。Mozilla FirefoxとGoogle Chromeブラウザーのさまざまなバージョンで、この現象がCitrixにより確認されています。[APPV-60]

Citrix Director

  • マルチセッション環境で[フィルター]>[セッション]>[すべて] に移動してセッションからログオフすると、セッションはログオフします。同じユーザー名の別のセッションを二度目に選択してログオフしようとすると、このエラーメッセージが開きます:

    データソースが応答しないか、エラーが報告されました。詳しくは、Directorサーバーのイベントログを参照してください。[LC8826]

インストールとアップグレード

  • VDA 7.14をVDA 7.15にアップグレードすると、管理用テンプレートを使用して適用されるCitrixポリシー設定用のレジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Citrixで作成されたキーが、VDAから削除される可能性があります。[LCM-3876]

  • インストールメディア上のAutoSelectアプリケーションを使用してコンポーネントをインストールする時に、autorun.logファイルに、不十分な権限に関するエラーと例外が含まれる場合があります。インストールが成功していれば、これらのエラーは無視できます。ただし、これを避けるには、[管理者として実行] を使ってAutoSelectを起動してください。[DNA-45937]

  • XenDesktop 5.6環境をXenDesktop 7.15 LTSRにアップグレードした場合、グループポリシーが不明になります。この問題を回避するには、最初にXenDesktop 5.6をXenDesktop 7.13にアップグレードしてください。次に、7.13から7.15 LTSRにアップグレードしてください。[DNA-44818]

  • Controllerをインストールして、インストールウィザードの [Smart Tools] ページに表示される [Smart ToolsとCall Homeに接続します] を選択すると、Call Homeが有効にならない場合があります。この問題を回避するには、Citrix Scoutのスケジュール機能を使用するか、PowerShellでCall Homeを有効にしてください。[CAM-9907]

  • Windows Server 2012 R2またはWindows Server 2016にDelivery Controllerをインストールする場合、Smart Toolsへの接続を選択し、お使いのCitrix Cloudアカウントに1つまたは複数の組織をリンクさせると、Citrix Cloudの資格情報でログオンする時にログオン処理が完了しないことがあります。この問題を回避するには、次のいずれかを実行してください。
    • Windows ServerとInternet Explorerが最新のバージョンに更新されていることを確認します。
    • Internet Exploreブラウザーの設定で次のオプションをオフにします:[インターネットオプション]>[セキュリティ]>[ローカルイントラネット]>[サイト]>[プロキシサーバーを使用しないサイトをすべて含める][CAM-9816]
  • StoreFrontがインストールメディアから実行可能ファイルを使用してインストールされている場合、以降のバージョンの全製品インストーラーを使用した時に、StoreFrontはアップグレードの対象とされません。この問題を回避するには、インストールメディアから実行可能ファイルを使用してStoreFrontをアップグレードしてください。[#DNA-47816]

  • Delivery Controllerを7.13より前のバージョンから7.13以降のバージョンにアップグレードすると、「クライアントの自動再接続のタイムアウト」設定がいずれかのポリシーで設定されている場合に、エラー(例外)が発生することがあります。このエラーは、「クライアントの自動再接続のタイムアウト」の設定値が、バージョン7.13で初めて導入された許容範囲0~300を超えている場合に発生します。このエラーを回避するには、Citrix Group Policy PowerShell Providerを使用して設定を構成解除するか、指定された範囲内の値に設定します。例については、CTX22947を参照してください。[DNA-52476]

  • マシンを選択して既存のデリバリーグループに追加する場合、Studioを使用して互換性のないマシンカタログから同じデリバリーグループにマシンを追加できます(最初にデリバリーグループを選択してそこにマシンを追加する場合、Studioは互換性のないマシンカタログからのマシンの追加を許可しません。)[DNA-39589]

一般

  • MCSがAWSで永続的ではないマシンを作成する場合、DeleteOnTerminationフラグはTrueに設定されます。ただし電源を入れ直すと、MCSは新しいEBSボリュームを再作成し、古いボリュームから切り替えられるため、DeleteOnTerminationフラグはFalseに変更されます。[PMCS-4953]

  • フェデレーション認証サービスのセッション内証明書を使ってTLS 1.1(またはそれ以前)の接続を認証しようとすると、接続に失敗する場合があります。ハッシュIDがサポートされていないことを示す、イベントID 305がログに記録されます。フェデレーション認証サービスは、SHAMD5ハッシュをサポートしません。この問題を回避するには、TLS 1.2接続を使用します。この問題は、XenAppおよびXenDesktop 7.9から本バージョンまで影響があります。[DNA-47628]

  • プリンタードライバーマッピングと互換性ポリシーには、ポリシー設定が保存されません。この問題を回避するには、Citrix Group Policy PowerShellプロバイダーを使用して、この設定を編集してください。回避策について詳しくは、CTX226589を参照してください。[DNA-47423]

  • Windowsイベントログエラー:「WindowsはMfApHook64.dllファイルのイメージの整合性を検証できません」。詳しくは、CTX226397を参照してください。[HDX-9063]

  • StoreFrontからアプリケーションを起動した時、アプリケーションがフォアグラウンドで起動されないか、フォアグラウンドではあるがフォーカスを持たないことがあります。この問題を回避するには、タスクバーのアイコンをクリックしてアプリケーションを前面に移動させるか、アプリケーション画面でフォーカスに移動させます。[HDX-10126]

  • 公開コンテンツは、Citrix Receiverから開始されると開始に失敗します。StoreFront Webクライアント(またはWeb Interface)で開始されたコンテンツは問題なく開始できます。[LC6316, RFWIN-4957]

  • Azure Resource Managerマシンカタログを削除したときに、関連するマシンとリソースグループを保持するように指定しても、Azureから削除されます。[DNA-37964]

  • Citrix Receiver for Windowsバージョン4.6以降を使用すると、マルチキャストがビデオを表示しない場合があります。オーディオは再生されます。この問題を回避するには、エンドポイントに次のレジストリキーを追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Citrix\HdxMediaStream; 名前:DisableVMRSupport; 種類:DWORD; 値:4 [HDX-10055]

印刷

  • Citrix Print Managerサービスを停止または再起動した時に、CpSvc.exeプロセスが応答しなくなることがあります。この問題を回避するには、サービススナップインのサービスを停止または再起動する前に、CpsSvc.exeプロセスを終了させるか、VDAを再起動させます。[HDX-10071]

  • 仮想デスクトップで選択されたユニバーサルプリントサーバープリンターがWindowsコントロールパネルの [デバイスとプリンター] に表示されない場合があります。この問題が発生しても、アプリケーションからこのプリンターを使って正しく印刷できます。この問題は、Windows Server 2012、Windows 10、およびWindows 8プラットフォームでのみ発生します。詳しくは、Knowledge Centerの CTX213540を参照してください。[335153]

Session Recording

  • Machine Creation Services(MCS)またはProvisioning Services(PVS)で、構成済みのマスターイメージとインストール済みのMicrosoft Message Queuing(MSMQ)を使用して複数のVDAを作成すると、一定の状況下において、これらのVDAのQMIdが同じになる可能性があります。これは、次のようなさまざまな問題が発生する原因となる場合があります:
    • 録画契約が承認されていても、セッションが録画されない場合があります。
    • セッションのログオフ信号がSession Recordingサーバーによって受信されず、セッションのステータスが常に[ライブ]になってしまう可能性があります。

回避策については、Session Recordingのインストールの記事を参照してください。[528678]

サードパーティの問題

  • CitrixとMicrosoftは、Windows Server 2016を実行中のサーバーVDAからシームレスアプリケーションを起動した時に問題があることを確認しました。このVDAから公開されたアプリケーションが起動されると、アプリケーションが起動される前に、Citrix Receiverはモニターのワークスペースが数秒間黒い画面で覆われます。詳細は、CTX225819を参照してください。

    警告:Azure Active Directory(AAD)を使用している場合、CTX225819に記載されたようにレジストリに変更は加えないでください。このように変更すると、AADユーザーがセッションを起動できない可能性があります。[HDX-5000]

  • 負荷テスト環境で20,000回のログオンを行ったときに、Microsoft WindowsのWinLogon.exeは0.001%未満の頻度で断続的にクラッシュすることがあります。[HDX-9938]