マルチモニター

マルチモニター表示

マルチモニター表示機能は、最大2台の外部モニターをサポートします(デバイスの内臓モニター1台 + 外部モニター2台)。デフォルトでは、マルチモニター機能は[有効]に設定されています。

UIダイアログとツールバーは、プライマリモニターでのみ表示されます。一方、USBおよびスマートカード認証ダイアログはすべてのモニターに表示されます。

構成方法

デフォルトでは、マルチモニター機能は[有効]に設定されています。

注:

  • XenApp 6.5で実行されるCitrix Workspaceアプリを使用する場合、マルチモニター機能を使用するにはシャドウポリシーを [無効] に設定します。

  • デスクトップセッションで画面が全画面に設定されていると、設定表示解像度オプションが非アクティブになります。

  • UIダイアログとツールバーは、プライマリモニターでのみ表示されます。一方、USBおよびスマートカード認証ダイアログはすべてのモニターに表示されます。

キオスクモードで拡張マルチモニター表示を無効にするには

キオスクモードでの拡張マルチモニター表示は、デフォルトで有効になっています。

キオスクモードを無効にするには、configuration.jsファイルまたはGoogle管理コンソールポリシーを編集し、kioskMultimonitorの値をfalseに設定します。


{
    "settings": {
        "Value": {
            "settings_version": "1.0",
            "engine_settings": {
                "features": {
                    "graphics": {
                        "multiMonitor": true,
                        "kioskMultimonitor": true
                  }
              }
           }
       }
    }
 }

<!--NeedCopy-->

注:

キオスクモードでセッションを起動するには、デスクトップ統合モードを有効にする必要があります。

  1. Webブラウザーを起動して次のコマンドを入力します:chrome://flags
  2. フラグ一覧からUnifiedDesktopModeを検索して、これを [有効] に設定します。

統合デスクトップモードを構成するには

  1. Google管理コンソールにログオンします。
  2. [端末管理]>[Chrome搭載端末]>[ユーザー設定] の順に移動します。
  3. 統合デスクトップポリシーを [Make Unified Desktop mode available to user] に設定します。
  4. [Save] をクリックします。

マルチモニターのパフォーマンス

ChromeOS向けCitrix Workspaceアプリでは、マルチモニター環境でのセッションの全体的なパフォーマンスと安定性が改善されました。以前のバージョンでは、複数のモニターでセッションが実行されていると、パフォーマンスが低下しました。

構成方法

キオスクモードでのマルチモニター表示

キオスクモードでの拡張マルチモニター表示は、デフォルトで有効になっています。

キオスクモードを無効にするには、configuration.jsファイルまたはGoogle管理コンソールポリシーを編集し、kioskMultimonitorの値をfalseに設定します。

{
    "settings": {
        "Value": {
            "settings_version": "1.0",
            "engine_settings": {
                "features": {
                    "graphics": {
                        "kioskMultimonitor": false
                  }
              }
           }
       }
    }
 }

<!--NeedCopy-->

注:

キオスクモードでセッションを起動するには、デスクトップ統合モードを有効にする必要があります。

  1. Webブラウザーを起動して次のコマンドを入力します:chrome://flags

  2. フラグ一覧からUnifiedDesktopModeを検索して、これを [有効] に設定します。

Google管理ポリシーを使用して統合デスクトップモードを構成するには

  1. Google管理コンソールにログオンします。
  2. [端末管理]>[Chrome搭載端末]>[ユーザー設定] の順に移動します。
  3. 統合デスクトップポリシーを [Make Unified Desktop mode available to user] に設定します。
  4. [Save] をクリックします。

マルチモニター機能を無効にするには

デフォルトでは、マルチモニター機能は[有効]に設定されています。

  1. ChromeOS向けCitrix Workspaceアプリを起動します。
  2. [設定]>[一般] を選択します。
  3. [すべてのモニターにまたがって表示する] をオフにします。

    マルチモニターの画像

    デスクトップとアプリケーションの両方で、マルチモニター表示を使用できます。

    マルチモニター表示を使用すると、デスクトップセッションは以下の2とおりの方法ですべてのモニターに表示されます:

  4. ウィドウモード:デスクトップセッションが単一モニターモードで表示されます。
  5. 全画面モード:デスクトップセッションが全画面モードに切り替えられると、[すべてのモニターにまたがって表示する] が選択されている場合のみ、セッションはマルチモニターモードで表示されます。

    2台のモニターが接続されている場合、デスクトップセッションのモニターにまたがって表示するには、[すべてのモニターにまたがって表示する] オプションを選択して全画面モードを選択します。

    アプリケーションセッションで、2台のモニターが接続され、[すべてのモニターにまたがって表示する] オプションが選択されていると、セッションは自動的にマルチモニターモードで表示されます。

Citrix Virtual Desktopsをデュアルモニターで使用する:

  1. ツールバーで [マルチモニター] をクリックします。

    画面が両方のモニターに拡張されます。

機能の制限事項:

  • ChromeOS向けCitrix Workspaceアプリは、複数のモニターでの全画面H.264モードをサポートしていません。

  • モニター数の制限はハードコードされていません。管理およびレンダリングされる合計解像度が制限数に影響します。

    • この機能は、最大2台の外部モニターをサポートします(デバイスの内臓モニター1台 + 外部モニター2台)。画面の合計解像度が2 x(1920x1080)ピクセルを超えるセッションを起動すると、画面の表示に遅延が発生することがあります。この遅延は、モニターの解像度の制限により発生する場合があります。
    • 最新のChromebookの組み込み画面は、(1920x1080)ピクセルを超える解像度をサポートしています。この機能は、このようなデバイスではテストされていません。
  • マルチモニターモードでは全画面H264は無効になっています。これは、テスト中に問題が発生したためです。

    • 大型の外部モニターを1台使用した場合には問題は発生せず、H264は引き続き動作します。このシナリオでは、選択的H264も動作します。
  • 解像度の異なる画面を使用すると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

  • 高解像度の内蔵モニターと低解像度の外部モニターを一緒に使用すると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

マルチモニター設定での仮想デスクトップのサポート

使用可能なモニターのサブセットすべてで、仮想デスクトップを全画面モードで使用できるようになりました。以前は、ツールバーからマルチモニターモードを選択すると、仮想デスクトップは使用可能なすべてのモニターにまたがっていました。これで、仮想デスクトップをドラッグして2台のモニター(3台以上の場合)にまたがるようにしてから、マルチモニターモードを選択できます。このシナリオの一般的な使用例は、ネイティブデバイスのモニターでビデオ会議アプリを実行することを選択し、通話中に仮想デスクトップのコンテンツを他の2台のモニターにまたがって全画面で表示したい場合です。

注:

  • この機能を使用するには、[一般] 設定の [マルチモニター設定][すべてのモニターにまたがって表示する] オプションを選択します。
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