カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)
構成方法
収集データ | 説明 | 使用目的 |
---|---|---|
構成および使用状況データ | Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)では、Citrix Workspaceアプリの構成および使用に関するデータが収集され、そのデータがCitrixとGoogle Analyticsに自動的に送信されます。 | このデータは、Citrix Workspaceアプリの品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上させる目的で使用させていただきます。 |
追加情報
Citrixは、お客様のデータをCitrixとの契約条件に従って処理します。また、Citrix Trust Centerで利用できるCitrix Services Security Exhibitで指定されているとおりにお客様のデータを保護します。
Citrixは、CEIPの一環として、Google Analyticsを使用してCitrix Workspaceアプリから特定のデータを収集します。CEIPデータを無効にするかブロックすることができます。Google Analyticsのために収集されたデータのGoogleでの取り扱い方法について確認してください。
注:
欧州連合(EU)、欧州経済領域(EEA)、スイス、および英国(UK)のユーザーのデータは収集されません。
CitrixおよびGoogle AnalyticsへのCEIPデータの送信
バージョン2203から、エンドユーザーは次のことができるようになりました。
- 利用状況データをCitrixおよびGoogle Analyticsに送信するかどうかを決定する
- GUIを使用してCEIPをブロックする
CEIPの無効化
CitrixおよびGoogle AnalyticsへのCEIPデータの送信を無効にすることができます。これを行うには、次のいずれかの方法を使用します:
- Google Admin Policyを使用してCEIPを無効にする
-
configuration.js
ファイルを使用してCEIPを無効にする
注:
2203以降のバージョンでCEIPを無効にすると、インストールされているCitrix Workspaceアプリのバージョンを含む最小限の情報がアップロードされます。この最小限の情報は、顧客により使用されているさまざまなバージョンの分布状況をCitrixが把握する上で、大変に貴重です。
Google Admin Policyを使用してCEIPを無効にするには
注:
この手順を実行するには管理者レベルの資格情報が必要です。
- Google管理コンソールにログオンします。
- [端末管理]>[Chrome搭載端末]>[ユーザー設定] の順に移動します。
- 手順4の後ろに記載されたコードスニペットを、
policy.txt
ファイルのengine_settingsキーの下に追加します。 - [Save] をクリックします。
Googleポリシーについて詳しくは、Knowledge CenterのCTX141844を参照してください。
バージョン1907以前では、ceipのenabled属性をfalseに設定します。
"ceip":{
"enabled":false,
}
<!--NeedCopy-->
バージョン1908以降では、analyticsのenabled属性をfalseに設定します。analyticsキーは、ceipキーと後方互換性があります。
"analytics":{
"enabled":false,
}
<!--NeedCopy-->
configuration.jsを使用してCEIPを無効にするには
configuration.js
ファイルは、ChromeAppルートフォルダーにあります。このファイルを編集してChromeOS向けCitrix Workspaceアプリを構成します。
メモ:
- Citrixでは、
configuration.js
ファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。- ChromeOS向けCitrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、
configuration.js
ファイルを編集することをお勧めします。configuration.js
ファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。
バージョン1907以前では、configuration.js
ファイルでceipのenabled属性をfalseに設定します。
"ceip":{
"enabled":false,
}
<!--NeedCopy-->
バージョン1908以降では、configuration.js
ファイルでanalyticsのenabled属性をfalseに設定します。
"analytics":{
"enabled":false,
}
<!--NeedCopy-->
CEIPのブロック
バージョン2007以降の場合、管理者はconfiguration.js
ファイルおよびGoogle管理ポリシーを使用してCEIPをブロックできます。
バージョン2203以降の場合、エンドユーザーはGUIを使用してCEIPをブロックできます。
CEIPをブロックする構成は、GUIおよびGoogle管理ポリシーを使用して行われた構成よりも優先され、CEIPデータはCitrixに送信されません。
Google Admin Policyを使用してCEIPをブロックにするには
注:
この手順を実行するには管理者レベルの資格情報が必要です。
- Google管理コンソールにログオンします。
- [端末管理]>[Chrome搭載端末]>[ユーザー設定] の順に移動します。
- 手順4の後ろに記載されたコードスニペットを、
policy.txt
ファイルのengine_settingsキーの下に追加します。 - [Save] をクリックします。
"analytics":{
"connectionEnabled":false,
}
<!--NeedCopy-->
configuration.jsを使用してCEIPをブロックするには
-
configuration.js
ファイルを開きます。 -
connectionEnabled属性を追加し、この属性をfalseに設定します:
"analytics":{ "connectionEnabled":false, } <!--NeedCopy-->
GUIを使用してCEIPをブロックするには
注:
GUIを使用してCEIP設定を変更できるのはエンドユーザーのみです。
- ChromeOS向けCitrix Workspaceアプリを開きます。
- [設定]>[一般] を選択します。
-
[匿名の使用統計情報を送信してCitrix Workspaceの機能向上に協力する] オプションをオフにします。
Citrix Workspaceアプリのセッションを再起動して、この変更を適用します。
特定のCEIPデータ
Google Analyticsが収集する特定のCEIPデータ要素は次のとおりです:
Citrix Workspaceアプリのバージョン | セッションモード(キオスク、パブリック/全般) | セッションの種類(デスクトップ/アプリケーション) | XenDesktop情報(Delivery ControllerおよびVDAバージョン) |
起動の種類(SDK/ICAFile/FTA/Storeなど) | セッションのタイムゾーン | セッションの言語 | クライアントのキーボードレイアウト |
ネットワークソケットの種類(HTTPS/HTTP) | 機能の使用状況(クリップボード、ファイル転送、アプリスイッチャー、印刷、USB、スマートカードなど) | デバイスのピクセル縦横比 | Secure ICA(使用/未使用) |
登録済みのエンタープライズChromebookのアセットID | 再接続のタイムアウト(!= 180の場合) | マルチモニター | Global App Configuration Service |