仮想チャネル

仮想チャネルについて

仮想チャネルは、サーバー側のアプリケーションと通信するクライアント側の仮想ドライバーで構成されます。仮想チャネルはCitrix Virtual Apps and Desktopsサーバーを使用したリモートコンピューティング環境に不可欠な要素です。

仮想チャネルは次の用途に使用されます:

  • 印刷
  • シリアルポートマッピング
  • クリップボード
  • オーディオ
  • マルチメディア
  • コントロールチャネル
  • EUEM
  • USB
  • ファイル転送
  • モビリティ
  • マルチタッチ
  • スマートカード
  • モバイル デバイス上のReceiver
  • Microsoft Teams
  • Input Method Editor
  • ブラウザーコンテンツリダイレクト
  • クライアントドライブマッピング
  • 透過的なユーザーインターフェイス

構成方法

すべての仮想チャネルはデフォルトで有効になっています。特定の仮想チャネルを無効にするには、Google管理ポリシーを編集して、以下を含めます:”vc_channel”の下の機能名を選択して、ユーティリティページで [追加] をクリックします。例:


{
    "settings": {
        "Value": {
            "settings_version": "1.0",
                "engine_settings": {
                        "vc_channel": {
                            "<vc_name1>": false,
                            "<vc_name2>": false,
                            "<vc_name3>": false,
                            "<vc_namen>": false
                                        }
                                  }
        }
    }
}

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特定の”vc_channel”を有効にするには、機能を選択し、ユーティリティページで [削除] をクリックします。

注:

名前は1〜nの範囲で指定できます。最後のname「n」にtrueまたはfalseを設定した後は、コンマを使用することはできません。


{
    "settings": {
        "Value": {
            "settings_version": "1.0",
                "engine_settings": {
                    "vc_channel": {
                        "CTXCPM ": false,
                        "CTXCAM ": false,
                        "CTXGUSB": false
                                    }
                                   }
        }
    }
}

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仮想チャネルオプションと説明の一覧:

  • “CTXCPM”: PDF印刷です。
  • “CTXCCM”:クライアントのシリアルポートのマッピングです。
  • “CTXCLIP”:セッションからVDAへ、およびVDAからセッションへのクリップボード操作です。
  • “CTXCAM”:クライアントオーディオマッピングです。
  • “CTXMM”:Citrixマルチメディアリダイレクトです。
  • “CTXCTL”:Citrixコントロール仮想チャネルです。
  • “CTXEUEM”:EUEM(End User Experience Monitoring:エンドユーザー状況監視)です。
  • “CTXGUSB”:USBデバイスをセッションにリダイレクトします。
  • “CTXFILE”:ユーザーデバイスとCitrix Virtual Apps and DesktopsセッションおよびCitrix DaaS(Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスの新名称)セッション間での、セキュアなファイル転送機能です。セッションに対してファイルをアップロードおよびダウンロードし、データにシームレスにアクセスできます。
  • “CTXMTCH”:マルチタッチは、仮想セッションへのすべてのジェスチャをリモート処理します。アプリは、サポートするジェスチャに基づいて動作します。
  • “CTXSCRD”:スマートカードのサポートです。
  • 「CTXMOB」:モバイルデバイス上のReceiverの仮想チャネル。
  • 「CTXMTOP」:Microsoft Teamsの仮想チャネル。
  • 「CTXIME」:Input Method Editor(IME)。
  • 「CTXCSB」:ブラウザーコンテンツリダイレクト。
  • 「CTXCDM」:クライアントドライブマッピング。
  • 「CTXTUI」:透過的なユーザーインターフェイス。

カスタム仮想チャネル

Chromeの仮想チャネルSDKを使用すると、サードパーティのChromeアプリでカスタム仮想チャネルを作成できます。これらのチャネルは、Citrix WorkspaceアプリまたはHDX SDK for Chromeを使用して起動されたアプリおよびデスクトップセッションで初期化されます。

さらに、仮想チャネルSDKを使用すると、サードパーティのChromeアプリ、アプリおよびデスクトップからデータを簡単に書き込み、受信できます。

構成方法

カスタム仮想チャネルを構成するには、Google管理ポリシーを編集して、以下を含めます:


{
    "settings": {
        "Value": {
            "settings_version": "1.0",
                "engine_settings": {
                    "customVC": [
                        {
                    "appId": "xyz",
                    "streamName": "abc"
                        }
                    ]
                }
        }
    }
}

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CustomVCオプションと説明の一覧:

  • “appId”:カスタム仮想チャネルを実装しているChromeアプリのIDです。
  • “streamName”:仮想チャネル名です。
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