XenMobile Server

レポート

XenMobileには、以下の事前定義されたレポートが用意されており、アプリケーションおよびデバイスの展開を分析できます。各レポートは表とグラフで表示されます。表は、列を基準にして並べ替えとフィルターを行うことができます。グラフ内の要素を選択すると詳細を確認できます。

  • アプリ展開の合計試行回数: ユーザーがデバイスへのインストールを試みた展開済みのアプリを一覧表示します。
  • プラットフォームを基準とするアプリ: アプリとアプリバージョンを、デバイスプラットフォーム別およびバージョン別に一覧表示します。
  • 種類別アプリ: アプリをバージョン別、種類別、およびカテゴリ別に一覧表示します。
  • デバイス登録: すべての登録済みデバイスを一覧表示します。
  • デバイスおよびアプリ: 管理対象アプリを実行しているデバイスを一覧表示します。
  • 非アクティブデバイス: XenMobile Serverのプロパティdevice.inactivity.days.thresholdで指定された日数にわたりアクティビティがないデバイスを一覧表示します。
  • ジェイルブレイク/Root化されたデバイス: ジェイルブレイクされたiOSデバイスとRoot化されたAndroidデバイスを一覧表示します。
  • 使用条件: 使用条件契約に同意したユーザーおよび同意しなかったユーザーを一覧表示します。グラフの各領域を選択すると詳細を確認できます。
  • 上位10のアプリ: 失敗した展開 - 展開に失敗したアプリを最大で10個まで一覧表示します。
  • ユーザーがデバイスごとにブラックリストに登録したアプリ: ユーザーのデバイスに存在する禁止されたアプリを一覧表示します。

    注:

    XenMobile Serverコンソールには、「ブラックリスト」、「ホワイトリスト」という用語が含まれています。これらの用語は、今後のリリースで「禁止リスト」、「許可リスト」に変更されます。

  • 非準拠デバイス: デバイスがジェイルブレイクされているかどうか、実行中のOSバージョン、デバイスにパスコードがあるかどうかなどのコンプライアンス基準を満たしていないデバイスを一覧表示します。

各表のデータを、Microsoft Excelなどのプログラムで開くことが可能な.csv形式でエクスポートできます。各レポートのグラフはPDF形式でエクスポートできます。

  • インストールされているアプリトップ100: 各プラットフォームにインストールされているアプリ上位100件までを一覧表示します。詳しくは、「サーバープロパティ」を参照してください。

レポートを作成するには

  1. XenMobileコンソールで [分析]>[レポート] の順にクリックします。[レポート] ページが開きます。
  2. 作成するレポートをクリックします。

    レポート作成の画像

レポートの詳細を確認するには

  1. グラフの各領域をクリックしてドリルダウンすると、詳細が表示されます。

    レポートの詳細の画像

表の列を並べ替え、フィルター、または検索するには、列の見出しをクリックします

レポート列の並べ替え、フィルタリング、検索の画像

レポートを日付でフィルターするには

  1. 列の見出しをクリックして、フィルター設定を表示します。

    日付順レポートフィルターの画像

  2. [フィルター条件] で、レポート対象期間を絞り込む方法を選択します。

    日付順レポートフィルターの画像

  3. カレンダーを使用して日付を指定します。

    日付順レポートフィルターの画像

  4. 次の例のように、日付フィルターの付いた列が表示されます。

    日付順レポートフィルターの画像

  5. フィルターを削除するには、列の見出しをクリックして [フィルターの削除] をクリックします。

    フィルター削除の画像

グラフまたは表をエクスポートするには

  • グラフをPDF形式でエクスポートするには、[操作]>[PDFでグラフをエクスポート] の順にクリックします。
  • 表のデータをCSV形式でエクスポートするには、[操作]>[CSVでデータをエクスポート] の順にクリックします。

グラフや表のエクスポートの画像

重要:

カスタムレポートの作成にSQL Serverを使用することは可能ですが、お勧めしません。Citrixではスキーマを公開していません。また通知なしにスキーマを変更することができます。このレポート作成方法を実行する場合は、SQLクエリが読み取り専用アカウントで実行されるようにしてください。複数のJOINを使用するクエリは実行に時間がかかるため、クエリの実行時にXenMobile Serverのパフォーマンスに影響を与えます。

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