Session Recording 7.15

Session Recordingを使用すると、企業ポリシーおよび法規制の順守の要件に準拠して、接続の種類を問わず、VDA for Server OSまたはVDA for Desktop OSでホストされる任意のユーザーセッションで行われる、画面上のアクティビティを録画することができます。Session Recordingにより録画、カタログ化、およびアーカイブされるセッションを、後で取得して再生することができます。

アプリケーションおよびデスクトップセッションの録画を自動的に起動する、柔軟性の高いポリシーが提供されます。この機能により、IT担当者はアプリケーションセッションおよびデスクトップセッションのユーザーアクティビティを監視および確認できます。このように、Session Recordingは、企業が法規制順守やセキュリティ監視に関する内部統制を行ううえで役に立ちます。同様に、技術サポート部門でこの機能を使用すれば、問題の特定と解決までの時間を短縮することができます。

長所

ログと監視によるセキュリティの強化。Session Recordingにより、機密情報を取り扱うアプリケーションで、エンドユーザーの画面上での操作を録画できます。これは、医療や金融などの規制の厳しい業界では、特に重要な機能です。このような業界では、記録が禁止されている個人情報を取り扱っているため、ポリシーによって選択的な録画を実行できます。

高機能アクティビティ監視。画面の更新、マウスのクリック、および目に見えるキーボード入力をデジタル署名されたビデオに録画および保存し、特定のエンドユーザー、アプリケーション、およびサーバーの操作を録画できます。

Session Recordingは、法的手続きの証拠収集用に設計、開発されてはいません。Session Recordingを使用している組織が証拠の収集を行う場合は、Citrixでは一般的な動画録画とテキストベースの電子証拠開示ツールの組み合わせなどを使用することをお勧めします。

迅速な問題解決。再現が難しい問題についてエンドユーザーが問い合わせをしたときに、ヘルプデスクのサポートスタッフはユーザーセッションを録画できます。問題が再発したら、発生時刻が記録されているエラーの録画を使用して、より迅速に問題のトラブルシューティングができます。

Session Recording 7.15

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