Citrix Analytics for Security™

Secure Private Access のセルフサービス検索

組織内の Citrix Cloud ユーザーのアクセスイベントに関するインサイトを得るには、セルフサービス検索を使用します。アクセスイベントの例としては、URL カテゴリ、コンテンツカテゴリ、ブラウザ、デバイスなどがあります。Citrix Analytics for Security™ は、これらのイベントを Secure Private Access サービスから受信し、セルフサービス検索に表示します。ユーザーとそのアクセス詳細を追跡できます。

検索機能の詳細については、「セルフサービス検索」を参照してください。

Secure Private Access によるカテゴリベースの Web フィルタリングの廃止に伴い、Citrix Analytics for Security の以下の機能が影響を受けます。

  1. カテゴリグループ、カテゴリ、URL のレピュテーションなどのデータフィールドは、Citrix Analytics for Security ダッシュボードでは利用できなくなりました。
  2. 同じデータに依存する危険な Web サイトアクセスインジケーターも廃止され、お客様に対してトリガーされません。
  3. データフィールド(カテゴリグループ、カテゴリ、URL のレピュテーション)を使用する既存のカスタムリスクインジケーターおよびそれに関連するポリシーは、今後トリガーされません。

Secure Private Access からの廃止の詳細については、「機能の廃止」を参照してください。

Secure Private Access データソースの選択

Secure Private Access イベントを表示するには、リストから Secure Private Access を選択します。デフォルトでは、セルフサービスページには過去 1 日間のイベントが表示されます。イベントを表示する期間を選択することもできます。

アクセスデータの選択

イベントをフィルタリングするファセットの選択

Secure Private Access イベントに関連付けられている以下のファセットを使用します。

アクセスファセット

  • アクション - 許可、ブロック、リダイレクトなど、ユーザーのアプリケーションに対して実行されたアクションに基づいてイベントを検索します。

  • - ユーザーのアクセス場所に基づいてイベントを検索します。

  • コンテンツカテゴリ - アプリケーション、画像、テキストなど、アクセスされたコンテンツのカテゴリに基づいてイベントを検索します。

  • リクエスト - GET、POST、PUT、DELETE などの HTTP メソッドに基づいてイベントを検索します。

  • レスポンス - HTTP レスポンスに基づいてイベントを検索します。

  • ブラウザ - ユーザーが使用したブラウザに基づいてイベントを検索します。

  • デバイス - Android フォン、iPhone、MacBook など、使用されたデバイスに基づいてイベントを検索します。

  • オペレーティングシステム - デバイスにインストールされているオペレーティングシステムに基づいてイベントを検索します。

イベントをフィルタリングする検索クエリの指定

検索ボックスにカーソルを置くと、Secure Private Access イベントのディメンションのリストが表示されます。ディメンションと演算子を使用してクエリを指定し、必要なイベントを検索します。

アクセスディメンションリスト

たとえば、データダウンロード量が 2,000 バイトを超えるテストドメインを表示したいとします。検索クエリを次のように指定します。

  1. 検索ボックスに「do」と入力して、関連する候補を取得します。

    アクセス検索クエリ 2

  2. Domain をクリックし、等号演算子を使用して値「test」を指定します。

    アクセス検索クエリ 3

    アクセス検索クエリ 4

  3. AND 演算子を使用し、Download ディメンションを選択します。> 演算子を選択し、ダウンロード量をバイト単位で入力します。

    アクセス検索クエリ 5

  4. 期間を選択し、Search をクリックして DATA テーブルでイベントを表示します。

Secure Private Access のセルフサービス検索