機能の構成
警告:
レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。
RealTime Connectorの機能
フォールバックモードおよびシステム通知バルーンを有効または無効にするには、次のいずれかのレジストリ設定を変更します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
または
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
。
フォールバックモード:
次のレジストリ設定を変更して、フォールバックモードを制御します。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
または
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
名前:DisableFallback
値:DWORD
0または値がない - フォールバックモードが有効
1 - フォールバックモードが無効
2 - フォールバックモードのビデオが無効
通知バルーン:
次のレジストリ設定を変更して、システム通知バルーンを有効または無効にします。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
または
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
名前:DisableStatusBalloons
値:DWORD
0または値がない - 通知バルーンが有効
1 - 接続されたバルーンが無効。フォールバックおよび接続が切断されたバルーンが有効。
2 - すべての状態通知バルーンが無効
バージョン不一致の警告の無効化または有効化:
次のレジストリ設定を変更して、バージョン不一致の警告を有効または無効にします。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
または
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
名前:DisableVersionWarning
値:DWORD
0または値がない - 警告のアイコンとテキストが有効
1 - 警告のアイコンとテキストが状態通知アイコンおよび [バージョン情報] ダイアログで無効
Windows Management Instrumentation(WMI)のサポート:
WMIは、すべてのOptimization Pack接続で、接続状態、通話状態、デバイスの状態の情報を提供します。
以下は、名前空間およびクラスです。C:\Program Files (x86)\Citrix\HDX RealTime Connector\wmirtc.ps1に、すべてのオブジェクトデータを取得するサンプルPowerShellスクリプトがあります。
名前空間:
ROOT\Citrix\hdx\RTOptPack
クラス:
Citrix_HDXRTConnector
Citrix_HDXRTConnector_Call
Citrix_HDXRTConnector_Device
WMI呼び出し:
管理者権限のあるアカウントでこれらの呼び出しを実行します。
get-wmiobject -namespace root\citrix\hdx\RTOptPack -class Citrix_HDXRTConnector_Call
get-wmiobject -namespace root\citrix\hdx\RTOptPack -class Citrix_HDXRTConnector_Device
get-wmiobject -namespace root\citrix\hdx\RTOptPack -class Citrix_HDXRTConnector
または、このサンプルPowerShellスクリプトを使用します。
C:\Program Files (x86)\Citrix\HDX RealTime Connector\wmirtc.ps1 のサンプルPowerShellスクリプト:
構文: wmirtc.ps1 [Skype_for_Business_Login_name]
- ユーザー名が指定されていない場合、すべてのユーザーのすべてのクラスにオブジェクトを返します。
- ユーザー名が指定されている場合、そのユーザーのみにオブジェクトを返します。
RealTime ConnectorおよびRealTime Media Engineの機能
ログの無効化:
ログはデフォルトで有効になっています。以下のレジストリキーを使用して、サーバー側およびクライアント側のログを無効にできます。
RealTime Connectorのログ:
キー:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
名前:DisableFileLogging
値:DWORD
データ:
0または値がない - ログが有効
1 - ログが無効
RealTime Media Engineのログ:
キー:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector\MediaEngine
名前:DisableFileLogging
値:DWORD
データ:
0または値がない - ログが有効
1 - RealTime Media Engineはファイルにログを書き込みませんが、ログをRealTime Connectorに送信します。
RealTime Media Engineサービスのログ:
キー:
HKEY_USERS\.DEFAULT\SOFTWARE\Citrix\HDXRTConnector
名前:DisableFileLogging
値:DWORD
データ:
0または値がない - ログが有効
1 - ログが無効