HDXトランスポート

Enlightened Data Transport(EDT)

Mac向けCitrix Workspaceアプリでは、デフォルトでEDTが有効になっています。

Mac向けCitrix Workspaceアプリは、デフォルトの.icaファイルに設定されたEDT設定を読み取り、適用します。

EDTを無効にするには、ターミナルで次のコマンドを実行します:

defaults write com.citrix.receiver.nomas HDXOverUDPAllowed -bool NO

Enlightened Data Transport(EDT)での最大転送単位(MTU)検出

2108バージョン以降、Mac向けCitrix Workspaceアプリは、Enlightened Data Transport(EDT)で最大転送単位(MTU)検出をサポートしています。その結果、EDTプロトコルの信頼性と互換性が向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

注:

EDTのMTU検出は、macOS Big Sur以降でサポートされています。

ネットワークの輻輳制御の向上

バージョン2308以降では、Enlightened Data Transport(EDT)と呼ばれるCitrix独自のトランスポートプロトコルの機能が強化され、ネットワークの輻輳を効率的に制御できるようになりました。この機能により、データのスループットが向上し遅延が短縮されます。

HDX Reducerをバージョン4にアップグレード

以前は、Mac向けCitrix WorkspaceアプリはHDX Reducer V3をサポートしていました。2402バージョン以降、Mac向けCitrix WorkspaceアプリはHDX Reducer V4をサポートしています。この機能により、通常のセッションに必要なネットワーク帯域幅が削減され、応答時間が短縮されます。

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