印刷
プリンター
ユーザーがプリンター設定を上書きするには
- ユーザーデバイス上で、アプリケーションの [印刷]ダイアログボックスを開き、[プロパティ]をクリックします。
- [クライアント設定]タブで[高度な最適化]をクリックし、[イメージ圧縮]および[イメージおよびフォントキャッシュ]オプションの設定を変更します。
スクリーンキーボードの制御
Windowsタブレットから仮想アプリケーションおよびデスクトップへのタッチ操作によるアクセスを有効にするため、次の場合、Citrix Workspaceアプリによって自動的にスクリーンキーボードが表示されます:
- テキスト入力フィールドをアクティブにする。
- デバイスがテントモードまたはタブレットモードになる。
一部のデバイスおよび一部の環境下では、Citrix Workspaceアプリがデバイスのモードを正確に検出できないことがあります。また、スクリーンキーボードが、必要ない場合に表示される場合もあります。
コンバーチブルデバイスを使用しているときにスクリーンキーボードが表示されないようにするには、次の手順に従います:
-
HKEY\_CURRENT\_USER\\SOFTWARE\\Citrix\\ICA Client\\Engine\\Configuration\\Advanced\\Modules\\MobileReceiver
でREG_DWORDの値「DisableKeyboardPopup」を作成し、 - 値を1に設定します。
注:
x64マシンでは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Citrix\ICA Client\Engine\Configuration\Advanced\Modules\MobileReceiverに値を作成します。
キーは、次の3つの異なるモードに設定できます:
- 自動:AlwaysKeyboardPopup = 0; DisableKeyboardPopup = 0
- 常にポップアップ(スクリーンキーボード):AlwaysKeyboardPopup = 1; DisableKeyboardPopup = 0
- ポップアップしない(スクリーンキーボード):AlwaysKeyboardPopup = 0; DisableKeyboardPopup = 1
PDF印刷
Windows向けCitrix Workspaceアプリは、セッションでのPDF印刷をサポートしています。Citrix PDFユニバーサルプリンタードライバーを使用すると、Citrix Virtual Apps and DesktopsおよびCitrix DaaSで実行されているホストアプリケーションやデスクトップを使用して起動したドキュメントを印刷できます。
[印刷]ダイアログボックスで [Citrix PDFプリンター]オプションを選択すると、ドライバーがファイルをPDFに変換して、これをローカルデバイスに転送します。その後、デフォルトのPDFビューアでPDFを表示したり、ローカルに接続されたプリンターで印刷したりできます。
CitrixではPDFの表示には、Google ChromeブラウザーまたはAdobe Acrobat Readerをお勧めします。
Delivery ControllerでCitrix Studioを使用して、Citrix PDF印刷を有効にできます。
前提条件:
- Citrix Virtual Apps and Desktopsバージョン7 1808以降。
- 少なくとも1つのPDFビューアがコンピューターにインストールされている。
PDF印刷を有効にするには:
- Delivery ControllerでCitrix Studioを使用して、左ペインの [ポリシー]ノードを選択します。ポリシーを作成するか、既存のポリシーを編集することができます。
- [PDFユニバーサルプリンターの自動作成] ポリシーを[有効]にします。
Citrix Workspaceアプリのセッションを再起動して、この変更を適用します。
制限事項:
- PDFの表示と印刷は、Microsoft Edgeブラウザーではサポートされていません。
Windows Continuumを使用してWindows 10のタブレットモードを拡張
Windows Continuumは、クライアントデバイスの使用方法に対応するWindows 10の機能です。Windows向けCitrix Workspaceアプリでは、モードの動的変更を含むWindows Continuumがサポートされています。
タッチ操作可能なデバイスの場合、キーボードまたはマウスが接続されていないと、Windows 10 VDAはタブレットモードで起動します。キーボード、マウス、またはその両方が接続されている場合は、デスクトップモードで起動します。Surface Proのような2 in 1デバイスの画面やクライアントデバイスでキーボードを接続したり、接続解除したりすると、タブレットモードとデスクトップモードが切り替わります。詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「タッチスクリーンデバイス用タブレットモード」を参照してください。
タッチ操作可能なクライアントデバイスでは、セッションに接続または再接続すると、Windows 10 VDAはキーボードまたはマウスを検出します。また、セッション中にキーボードやマウスの接続や接続解除も検出します。この機能はVDAでデフォルトで有効になっています。この機能を無効にするには、Citrix Studioを使用して [タブレットモードの切り替え]ポリシーを変更します。
タブレットモードでは、タッチスクリーンにより適した以下のユーザーインターフェイスが提供されます。
- やや大きめのボタン
- スタート画面や開始したすべてのアプリを全画面で開く
- タスクバーに[戻る]ボタンがある
- タスクバーからアイコンを削除
デスクトップモードでは、PCでキーボードとマウスを使用するのと同じように操作できる従来のユーザーインターフェイスが提供されます。
注:
Workspace for Webでは、Windows Continuumの機能はサポートしていません。