データ収集と監視
カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)
収集データ | 説明 | 使用目的 |
---|---|---|
構成および使用状況データ | Ctrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)では、Linux向けCitrix Workspaceアプリの構成および使用状況データが収集され、Google Analyticsに自動的に送信されます。 | このデータは、Citrix Workspaceアプリの品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上させる目的で使用させていただきます。 |
追加情報
Citrixは、お客様のデータをCitrixとの契約条件に従って処理します。また、Citrix Trust Centerで利用できるCitrix Services Security Exhibitで指定されているとおりにお客様のデータを保護します。
また、CEIPの一環として、Google Analyticsを使用してCitrix Workspaceアプリから特定のデータを収集します。Google Analyticsのために収集されたデータのGoogleの取り扱い方法についてもご確認ください。
CitrixおよびGoogle AnalyticsへのCEIPデータの送信をオフにします。このアクティビティでは、Google Analytics用に収集されたデータで、次のセクションの2番目の表に*付きで表示されているものは例外となります。CitrixおよびGoogle AnalyticsへのCEIPデータの送信をオフにするには次の手順を実行します:
-
<ICAROOT>/config/module.ini
フォルダーのCEIP
セクションに移動します。 - エントリ
EnableCeip
を選択してDisable
に設定します。 -
変更を有効にするには、次のコマンドを実行してすべてのCitrixサービスコンポーネントを再起動します:
storebrowse -K killall -9 UtilDaemon <!--NeedCopy-->
注:
EnableCeip
キーをDisable
に設定すると、Google Analyticsによって収集された最後の2つのCEIPデータ要素の送信を無効にできます。これらのデータ要素は、オペレーティングシステムのバージョンとWorkspaceアプリのバージョンです。このアクションでは、次のセクションに移動し、推奨されている値を設定します:
場所: <ICAROOT>/config/module.ini
セクション: GoogleAnalytics
エントリ: DisableHeartBeat
値: True
注:
欧州連合(EU)、欧州経済領域(EEA)、スイス、および英国(UK)のユーザーのデータは収集されません。
Google Analyticsが収集する特定のCEIPデータ要素は次のとおりです:
オペレーティングシステムバージョン* | Workspaceアプリバージョン* | アプリ名 | Workspaceアプリの言語 |
セッションの起動方法 | コンパイラバージョン | ハードウェアプラットフォーム | ストア構成 |
Citrix Virtual Apps and Desktopsのセッション起動状態 | 認証構成 | 接続プロトコル | ブラウザーコンテンツのリダイレクト機能の使用状況 |
接続リースの詳細 | App Protection構成 |
NetScaler App Experience(NSAP)仮想チャネルのサポート
以前は試験段階の機能であったNSAP仮想チャネル機能が、バージョン2006以降完全にサポートされるようになりました。すべてのHDX Insightデータは、NSAP仮想チャネルからのみ圧縮されずに送信されます。このアプローチにより、セッションのスケーラビリティとパフォーマンスが向上します。NSAP仮想チャネルはデフォルトでは有効になっています。無効にするには、module.iniファイルで、VDNSAPフラグNSAP=Off
を切り替えます。
詳しくは、Linux Virtual Delivery Agentのドキュメントの「HDX Insight」およびCitrix Application Delivery Managementサービスのドキュメントの「HDX Insight」を参照してください。
Citrix Analyticsのサポート
バージョン2006以降のCitrix Workspaceアプリは、ブラウザーから起動したICAセッションからCitrix Analytics Serviceにデータを転送できるよう更新されています。
Citrix Analyticsがこの情報を使用する方法については、「パフォーマンスでの検索セルフサービス」および「Virtual Apps and Desktopsでの検索セルフサービス」を参照してください。
特定のイベントがトリガーされた場合、Linux向けCitrix Workspaceアプリには、Citrix Analyticsにログをセキュアに送信するための機能があります。この機能が有効になっていると、ログは分析され、Citrix Analyticsサーバーに保存されます。Citrix Analyticsについて詳しくは、Citrix Analyticsドキュメントを参照してください。