SDK
Citrix DaaS Remote PowerShell SDKでは、繰り返し行う複雑なタスクを自動化できます。このSDKのメカニズムにより、Studioのユーザーインターフェイスを使用することなく、Citrix DaaS(Citrix Virtual Apps and Desktopsの新名称)環境を設定し管理できるようになります。
要件
マシン上でPowerShell 3.0以降が使用できる必要があります。
Remote PowerShell SDKをインストールまたは削除する
Citrix Cloud Japanで使用するRemote PowerShell SDKをインストールするには:
- インストーラーをダウンロードします:https://download.apps.cloud.com/CitrixPoshSdk.exe。
-
コマンド
CitrixPoshSdk.exe EnvironmentName=Japan
を実行します。このコマンドを使用すると、デフォルトでSDKをCitrix Cloud Japanのコンテキストで実行できます。注:
または、SDKインストーラーを実行し、ダイアログに従ってインストールを完了することもできます。ただし、Get-XdAuthenticationコマンドレットを使用して認証する場合は、Citrix Cloud Japan環境を指定する必要があります。この記事の「Remote PowerShell SDKを実行するには」を参照してください。
%TEMP%\CitrixLogs\CitrixPoshSdkにインストールログが作成されます。このログは、インストールの問題の解決に役立ちます。
Remote PowerShell SDKをアンインストールするには:
- プログラムの削除または変更を行うWindows機能で、[Citrix DaaS Remote PowerShell SDK] を選択します。
- 右クリックして [アンインストール] を選択します。
- ダイアログの手順を実行します。
Remote PowerShell SDKを実行するには
Remote PowerShell SDKは、そのリソースの場所内にあるドメイン参加済みコンピューターで実行します:
- PowerShellコマンドプロンプトを開きます。管理者として実行する必要はありません。
- Citrixスナップインを追加します:
asnp citrix.*
- コマンド
Get-XdAuthentication
を実行して、認証を明示的に行うことができます。また、最初のRemote PowerShell SDKコマンドを実行すると、Get-XdAuthenticationと同じ認証が求められます。ただし、このページの前半の「Remote PowerShell SDKをインストールまたは削除する」で説明されているようにSDKをインストールしなかった場合は、コマンドGet-XdAuthentication -EnvironmentName Japan
を使用してCitrix Cloud Japanへの認証を行う必要があります。 - 引き続きPS SDKコマンドレットまたはPS SDK自動化スクリプトを実行します。スクリプトの例については、Citrix DaaSのドキュメントの「アクティビティの例」を 参照してください。
注:
- 一度認証を行うと、リモートアクセスは24時間にわたり現在のPowerShellセッションで有効なままになります。この期限後は、資格情報の入力が必要になります。
- このSDKのコマンドレットは、Cloud Connectorでは実行しないことをCitrixではお勧めします。これは、SDKの操作にCloud Connectorは関係しないためです。
サポート対象のスナップインおよび無効化されたスナップインの完全な一覧については、Citrix DaaSのドキュメントの「サポートと制限事項」を参照してください。