Session Recording

Session Recordingサーバーとの接続の構成

Session Recording PlayerからSession Recordingサーバーへの接続の構成

Session Recording Playerでセッションを再生する前に、録画されたセッションを格納するSession Recordingサーバーとの接続を構成します。Playerごとに複数のSession Recordingサーバーとの接続を構成できますが、同時に複数のSession Recordingサーバーに接続することはできません。Playerを複数のSession Recordingサーバーと接続できるように構成する場合、ユーザーはPlayerの接続先のSession Recordingサーバーを変更できます。

  1. Session Recording Playerがインストールされているワークステーションにログオンします。
  2. Session Recording Playerを起動します。
  3. Session Recording Playerのメニューバーで、[ツール]>[オプション] の順に選択します。
  4. [接続] タブで [追加] をクリックします。
  5. [ホスト名] フィールドに、Session Recordingサーバーをホストするマシンの名前かIPアドレスを入力し、プロトコルを選択します。デフォルトでは、セキュリティで保護された通信のためHTTPS/SSLを使用するようにSession Recordingが構成されます。SSLが構成されていない場合は、HTTPを選択します。
  6. Session Recording Playerが複数のSession Recordingサーバーと接続できるように構成するには、Session Recordingサーバーごとに手順4および5を繰り返します。
  7. 接続するSession Recordingサーバーのチェックボックスがオンになっていることを確認します。

Session Recording AgentからSession Recordingサーバーへの接続の構成

接続は通常、Session Recording Agentをインストールするときに構成されます。Session Recording Agentをインストールした後でこの接続を設定するには、[Session Recording Agentのプロパティ] を使用します。

  1. Session Recording Agentがインストールされているサーバーにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[Session Recording Agentのプロパティ] を選択します。
  3. [接続] タブをクリックします。
  4. [Session Recordingサーバー] フィールドで、Session Recordingサーバーの完全修飾ドメイン名(FQDN)を入力します。

    注:

    HTTPS接続でメッセージキューを使用するには、[Session Recordingサーバー] フィールドに完全修飾ドメイン名を入力します(デフォルトではTCPを使用)。入力しない場合、Session Recordingは失敗します。

  5. [Session Recordingストレージマネージャーメッセージのキュー] で、Session Recordingストレージマネージャーが通信に使用するプロトコルを選択し、必要であればデフォルトのポート番号を変更します。

    注:

    HTTPおよびHTTPS経由でメッセージキューを使用するには、IIS推奨機能をすべてインストールします。

  6. [メッセージの有効期間] フィールドで、通信エラーが発生したときにキューに各メッセージを保持する秒数として、デフォルトの7,200秒(2時間)を受け入れるか、新しい値を入力します。この期間が経過すると、メッセージは削除され、ファイルを再生できるのはデータが失われた時点までになります。
  7. [Session Recording Broker] で、Session Recording Brokerが通信に使用するプロトコルを選択し、必要であればデフォルトのポート番号を変更します。
  8. 確認メッセージが表示されるので、Session Recording Agentサービスを再起動して変更を受け入れます。
Session Recordingサーバーとの接続の構成