Session Recording

録画の保存場所の指定

[Session Recordingサーバーのプロパティ] を使用して、録画の格納先とアーカイブされた録画の再生時の復元先を指定します。

注:

ファイルをアーカイブする、または削除されたファイルを復元するには、ICLDBコマンドを使用します。

録画を格納するフォルダーを指定する

デフォルトでは、録画はSession Recordingサーバーをホストするマシンの「ドライブ名:\SessionRecordings」フォルダーに格納されます。録画を保存するフォルダーを変更したり、複数のボリューム間で負荷分散をするため、またはより多くの容量を活用するために、フォルダーを追加したりできます。複数のフォルダーが一覧にある場合は、録画がフォルダー間で負荷分散されていることを示します。1つのフォルダーを複数回追加できます。負荷分散は各フォルダーを循環して行われます。

  1. Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[Session Recordingサーバーのプロパティ] を選択します。
  3. [Session Recordingサーバーのプロパティ] で、[格納場所] タブをクリックします。
  4. [ファイル格納フォルダー] ボックスの一覧を使用して、録画を格納するフォルダーを管理します。

フォルダーを選択すると、それらのフォルダーにフルコントロール権限のサービスが付与されます。

ローカルドライブ、SANボリューム、またはUNCネットワークパスで指定する場所にファイル格納フォルダーを作成できます。

注:

  • SMBやNFSなどのファイルベースのプロトコルでNASにデータを格納すると、パフォーマンスとセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。最新バージョンのプロトコルを使用してセキュリティ上の問題を回避し、スケールテストを実行して適切なパフォーマンスを確保します。
  • ファイルをアーカイブする、または削除されたファイルを復元するには、ICLDBコマンドを使用します。

アーカイブされた録画の再生時の復元フォルダーを指定する

デフォルトでは、アーカイブされた録画はSession Recordingサーバーをホストするコンピューターの「ドライブ名:\SessionRecordingsRestore」フォルダーに復元されます。フォルダーは変更できます。

  1. Session Recordingサーバーをホストするコンピューターにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[Session Recordingサーバーのプロパティ] を選択します。
  3. [Session Recordingサーバーのプロパティ] で、[格納場所] タブをクリックします。
  4. [アーカイブ済みファイルの復元フォルダー] ボックスにアーカイブ済み録画を復元するフォルダーを入力します。
録画の保存場所の指定