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新機能
2311の新機能
このリリースには、次の新機能および強化された機能があります。また、複数の問題にも対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
ユーザーストアの選択の改善
複数のユーザーストアが利用可能な場合、Profile Managementはデフォルトで最新のプロファイルデータを持つストアを選択します。複数のストアに最新のプロファイルがある場合、Profile Managementは最も早く構成されたストアを選択します。
新しいポリシー ［ユーザーストアの選択方法］ で、Profile Managementを有効にして、最適なアクセスパフォーマンスを示すストアを選択できるようになりました。詳しくは、「ユーザーストアの選択方法の変更」を参照してください。
ファイルの重複排除がプロファイルコンテナに拡張
ファイルの重複排除がプロファイルコンテナにも拡張され、プロファイルコンテナのストレージコストを効率的に削減できるようになりました。デフォルトでは、Profile Managementがプロファイルコンテナからファイルの重複排除を行うのは、それらのファイルが256MBより大きい場合のみとなります。必要に応じて、［プロファイルコンテナから重複排除するファイルの最小サイズ］ という新しいポリシーを使用して、このしきい値のサイズを増やすことができます。詳しくは、「ファイルの重複排除の有効化」を参照してください。
ログオン中にプロファイルコンテナが利用できない場合の、ユーザーの強制ログオフのサポート
デフォルトでは、ユーザーのログオン中にプロファイルコンテナが使用できない場合、ユーザーは代わりに一時プロファイルを使用してログオンします。ただし、この動作により、セッション中に行われた変更のデータが失われます。新しいポリシー ［ログオン中にプロファイルコンテナが利用できない場合、ユーザーをログオフします］ で、そのような場合にユーザーを強制的にログオフさせられるようになりました。詳しくは、「プロファイルコンテナの設定」を参照してください。
プロファイルコンテナへの読み取りアクセスの有効化をサポート
デフォルトでは、プロファイルコンテナにアクセスできるのはその所有者のみです。新しいポリシー ［プロファイルコンテナにアクセスできるユーザーとグループ］ で、プロファイルコンテナへの読み取りアクセス権を他のユーザーにも設定できるようになりました。このポリシーにより、プロファイルコンテナへのアクセスをより正確かつ安全に制御できるようになります。詳しくは、「ADユーザーに対するプロファイルコンテナへの読み取りアクセスの付与」を参照してください。
プロファイルコンテナのマルチセッションライトバックとローカルキャッシュの両方の有効化をサポート
コンテナベースのプロファイルソリューションでは、［プロファイルコンテナへのマルチセッションライトバックを有効にする］ ポリシーと ［プロファイルコンテナのローカルキャッシュを有効にする］ ポリシーの両方を有効にできるようになりました。この機能強化により、両方のポリシーの次のような利点が組み合わされることで、ユーザーエクスペリエンスが向上します：
- （マルチセッションライトバックによる）同時セッション間のデータの一貫性
- ログオンおよびログオフ時間の短縮と、（ローカル キャッシュによる）ネットワーク負荷の軽減
詳しくは、「プロファイルコンテナの設定」を参照してください。
OneDriveファイルに対するマルチセッションランタイム同期のサポート
OneDriveコンテナを有効にした場合に、ユーザーが1つのセッションでOneDriveファイルに加えた変更を、すべての同時セッションで即座に表示できるようになりました。この改善により、同期の競合が軽減され、データの整合性が確保されます。詳しくは、「OneDriveコンテナを有効にする」を参照してください。
OneDriveコンテナのシングルサインオン（SSO）同期のサポート
この機能強化により、ユーザーは次回のログオン時にOneDriveの資格情報を再入力する必要がなくなり、ユーザーの利便性が向上しました。詳しくは、「OneDriveコンテナを有効にする」を参照してください。
新しいMicrosoft Teamsのサポート
UWPアプリのローミングのポリシーを有効にすると、新しいMicrosoft Teamsアプリはユーザーとともにローミングできるようになります。これにより、ユーザーは、異なるデバイスから個人設定とデータを使用して、同じMicrosoft Teamsアプリにアクセスできます。
ヘルスチェックの機能強化
より包括的なヘルスチェックを提供するために、Profile Managementヘルスチェックツールの機能を強化しました。このツールでは、既存のステータスチェックに加えて、ログオン時間の評価など、より多くのチェックを提供できるようになり、ユーザーエクスペリエンスに影響する可能性のある問題を迅速に特定して解決できるようになりました。
強化されたProfile Managementログ
Profile Managementログが強化され、ユーザーのログオンおよびログオフの処理についてより詳しい情報が提供されるようになりました。この機能強化により、ログオンやログオフに時間がかかる根本的な原因を迅速に特定できるようになります。詳しくは、「Profile Managementログファイルの確認」を参照してください
待機領域のサイズ変更と同期プロセス期間を監視するための新しいWindowsイベント
待機領域のサイズ変更と同期プロセス期間の両方を追跡する監視ツール用のWindowsイベントを、さらに追加しました。この機能強化により、関連する問題をより効率的に特定して解決するための有益なデータが提供されます。詳しくは、「Windowsイベントの確認」を参照してください。
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