Profile Management

クイックスタートガイド

本トピックは、Profile Managementのインストールと構成に関するクイックリファレンスです。

前提条件

すべてのシステム要件が満たされていることを確認します。詳しくは、「システム要件」を参照してください。

インストール

Profile Managementは、Virtual Delivery Agent(VDA)のインストールに含まれています。VDAソフトウェアをインストールまたはアップグレードするだけで、Profile Managementがインストールまたはアップグレードされます。

Profile Managementの展開は、MSIファイルとADMまたはADMXファイルのインストールからなります。「インストールとセットアップ」の手順に従ってください。

注:

競合の危険性を回避するには、Citrix Profile Managementプロセス(%ProgramFiles%\Citrix\User Profile Manager\UserProfileManager.exe)をアンチウイルスプログラムの除外の一覧に追加します。詳しくは、「Citrix Antivirus Best Practices」を参照してください。

構成

Profile Managementを構成する場所を決定する

3つの場所で次のようにProfile Managementを構成できます:

  • Active DirectoryでGPOを使用

  • Citrix Studioでポリシーを使用

    Active Directoryでグループポリシーオブジェクト(GPO)を使用、またはCitrix Studioでポリシーを使用してProfile Managementを構成する方法については、Knowledge Centerの記事CTX222893を参照してください。

  • Workspace Environment Management(WEM)の使用

    WEMを使用してProfile Managementを構成する方法については、Knowledge Centerの記事CTX229258を参照してください。

Profile Managementを構成するには、上記3つの方法のうち1つのみを選択することをCitrixではお勧めします。

ユーザーストアの作成

ファイル共有の作成とフォルダー権限の設定を含むセキュアなユーザーストアの作成に関する推奨事項については、Microsoftの記事「Deploying Roaming User Profiles」(英文)を参照してください。この最小限の推奨事項は、基本操作に対する高レベルのセキュリティを実現します。

ユーザーストアへのパスを指定

Profile Managementの有効化

基本設定の確認

トラブルシューティングのためのログを有効にします。[ログの有効化]が無効な場合、エラーのみが記録されます。

基本設定を確認するには、次の手順を実行します:

  1. Profile Managementの構成後、VDAにログオンして管理者としてgpupdate /forceコマンドを実行します。
  2. いったんログオフしてから、再度VDAにログオンします。
  3. デフォルトのログファイルのパスC:\Windows\System32\Logfiles\UserProfileManagerを指定し、pm.logファイルを開き、logonイベントを探します。以下のメッセージが表示されていることを確認します:

    “Starting logon processing…”

    “Finished logon processing successfully in [s]: “

Profile Managementの構成を展開するには、次の作業を実行します:

Profile Management展開の計画

Profile Management展開を計画するためには、自分の環境やユーザーに適した構成を形成する一連のポリシー設定を決定します。ユーザープロファイル自動構成機能を使用すると、このCitrix Virtual Desktops展開に関する意思決定が一部簡素化されます。

推奨される展開方法を特定するには、自分の環境に関する次の基本的な質問に回答する手法をお勧めします:

ユーザープロファイルをストリーム配信するには、「ストリーム配信ユーザープロファイル」を参照してください。

アクティブライトバックを有効にするには、「アクティブライトバックの構成」を参照してください。

固定プロファイルを指定するには、「テンプレートまたは固定プロファイルの指定」を参照してください。

除外の構成

詳しくは、「項目の包含および除外」を参照してください。

フォルダーのリダイレクトの構成

詳しくは、「フォルダーのリダイレクトの構成」を参照してください。

アプリケーションの構成

詳しくは、「ネイティブOutlookの検索エクスペリエンスを有効にする」を参照してください。

Profile Management設定の確認

「基本設定の確認」の手順に従って、確認を行います。

pm_configure.logファイルで、ポリシー設定を確認します。次のメッセージが表示されていることを確認します:

  • Configuration value read from Policy: LoggingEnabled=
  • Configuration value read from INI file: CEIPEnabled=
  • Configuration value PSAlwaysCache set neither in policy nor in INI file. Defaulting to:

トラブルシューティング

詳しくは、「トラブルシューティング」を参照してください。

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