Linux Virtual Delivery Agent

ダブルホップシングルサインオン認証

この機能によって、ユーザー資格情報が入力され、Linux向けCitrix WorkspaceアプリおよびCitrix Receiver for Linux 13.10のAuthManagerモジュールのStoreFrontストアにアクセスできます。入力後、ユーザー資格情報を再度入力することなく、Linux仮想デスクトップセッションから仮想デスクトップおよびアプリケーションに、クライアントを使用してアクセスできます。

注:

この機能はLinux向けCitrix WorkspaceアプリおよびCitrix Receiver for Linux 13.10でサポートされています。

この機能を有効にするには:

  1. Linux VDAに、Linux向けCitrix WorkspaceアプリまたはCitrix Receiver for Linux 13.10をインストールします。

    Citrix WorkspaceアプリまたはCitrix ReceiverのCitrixダウンロードページからアプリをダウンロードします。

    デフォルトのインストールパスは、/opt/Citrix/ICAClient/です。異なるパスにアプリをインストールする場合、ICAROOT環境変数を実際のインストールパスを参照するよう設定します。

  2. Citrix StoreFront管理コンソールで、対象のストアにHTTP基本認証方式を追加します。

    HTTP基本認証方式追加の画像

  3. HTTP基本認証を許可するには、次のキーをAuthManager構成ファイル($ICAROOT/config/AuthManConfig.xml)に追加します:

     <Protocols>
          <HTTPBasic>
              <Enabled>True</Enabled>
         </HTTPBasic>
     </Protocols>
     <!--NeedCopy-->
    
  4. 次のコマンドを実行して、指定されたディレクトリにルート証明書をインストールします。

    cp rootcert.pem $ICAROOT/keystore/cacerts/
    $ICAROOT/util/ctx_rehash  $ICAROOT/keystore/cacerts/
    <!--NeedCopy-->
    
  5. 次のコマンドを実行して、この機能を有効にします:

    /opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg update -k "HKLM\System\CurrentControlSet\Control\Citrix" -v "LurSsonEnabled" -d "0x00000001"
    <!--NeedCopy-->
    
  6. Linux仮想デスクトップセッションを開始して、このセッションでLinux向けCitrix WorkspaceアプリまたはCitrix Receiver for Linux 13.10を起動します。

    Linux仮想デスクトップでLinux向けCitrix WorkspaceアプリまたはCitrix Receiver for Linux 13.10を初めて起動する場合、ストアアカウントの入力を求められます。以降は、指定済みのストアに自動的にログオンします。

    注:

    ストアアカウントのHTTPS URLを入力します。

    ストアアカウント入力の画像

ダブルホップシングルサインオン認証

この記事の概要