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BIOS vDiskからUEFIへの変換
この記事では、BIOS vDiskをUEFIに変換する方法について説明します。Citrix Provisioningバージョン2311以降ではBIOSサポートが削除されているため、この変換は重要です。
既存のvDiskをBIOS形式からUEFIに変換するには、2つのアプローチがあります：
-
vDiskを直接変換する：
VHD(X)ファイルをコピーし、マウントし、変換して、新しいファイルをインポートします。 - リバースイメージ作成によってvDiskを変換する：vDiskからマスターVMにリバースイメージを作成し、ローカルディスクから再起動して変換し、新しいイメージを作成します。
重要：
いずれのアプローチでも、次のことを確認してください：
- 十分な空き領域がある
- ディスクが開始前にデフラグされている。この手順は、リバースイメージ作成の後、またはvDiskを単一のバージョンにマージする前に実行できます。
Image Portability Serviceを使用して、UEFIへの変換を自動化できます。詳しくは、「Convert to UEFI」を参照してください。
vDiskを直接変換する
vDiskを直接変換するには、次の手順を実行します：
- ディスクがデフラグされ、単一の基本バージョンにマージされていることを確認します。
-
.VHD(X)ファイルをストア内の新しいファイルにコピーします。 - Windowsでディスク管理を実行し、
VHDを接続します。 -
diskpartを実行して、マウントされているディスクのディスク番号を確認します。
-
次のコマンドを実行して、マウントされたvDiskファイルをUEFI（GPT）に変換します。
mbr2gpt /convert /disk:3 /allowFullOS <!--NeedCopy--> -
VHDファイルをマウント解除し、Citrix Provisioningストアにインポートします。
リバースイメージ作成を使用してvDiskを変換する
リバースイメージ作成によってvDiskを変換するには、以下の手順を実行します：
- 十分な大きさのローカルディスクを使用し、マスターVMのセットアップをBIOSとしてリバースイメージを作成します。
- ローカルディスクからVMを再起動し（起動順序を変更）、管理者としてログオンします。
-
diskpartを実行してディスク番号を確認します。数値はゼロである必要があります。 -
次のコマンドを実行して、ディスクをUEFI（GPT）に変換します。
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS <!--NeedCopy--> - 仮想マシンをシャットダウンします。
-
UEFIを使用するように仮想マシンのハイパーバイザー構成を更新します。例：
- ハイパーバイザーとしてVMwareを使用している場合、仮想マシンの設定の編集に移動し、［VM Options］タブ>［Boot Options］ セクションから、ファームウェアの種類としてEFIを選択します。
-
XenServerをハイパーバイザーとして使用した場合：
-
元のVMのUUIDを特定します。UUIDはXenCenterから取得するか、次のように
xe vm-list name-label="VM NAME"を使用できます：[root@xenserver01 ~]# xe vm-list name-label="Windows 10 BIOS" uuid ( RO) : e98a0a89-2fb9-886b-a843-b8a08642afa4 name-label ( RW): Windows 10 BIOS power-state ( RO): halted <!--NeedCopy--> -
次のように
xe vm-param-set uuid=UUID HVM-boot-params:firmware=uefiを使用してVMがUEFIブートを使用するように設定します：[root@xenserver01 ~]# xe vm-param-set uuid=e98a0a89-2fb9-886b-a843-b8a08642afa4 HVM-boot-params:firmware=uefi <!--NeedCopy-->
-
- 仮想マシンを起動し、イメージ作成ウィザードを実行して、変換されたディスク用に新しいvDiskを作成します。
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