Linux Virtual Delivery Agent 2104

新機能

2104の新機能

Linux VDAのバージョン2104には、次の新機能と強化された機能があります。

Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスでドメインに参加していないLinux VDAのサポート

Citrix Virtual Apps and DesktopsサービスでMCSを使用して、ドメインに参加していないLinux VDAを作成できるようになりました。詳しくは、「ドメイン非参加」を参照してください。

OpenJDK 11が必須

Linux VDAは、OpenJDK 11を必要とするようになりました。Linux VDAがサポートするLinuxディストリビューションの中で、OpenJDK 11を手動でインストールする必要があるのはUbuntu 16.04だけです。サポートされている他のディストリビューションでは、Linux VDAをインストールすると、依存関係としてOpenJDK 11が自動的にインストールされます。

XDPingの変更

ctxsetup.shを実行しても、XDPingはインストールされなくなりました。sudo /opt/Citrix/VDA/bin/xdpingを実行してXDPingをインストールできます。このコマンドでは、XDPingに必要なPython3仮想環境も作成されます。詳しくは、「XDPing」を参照してください。

Ubuntuのスマートカードのサポート

ユーザーは、Linux仮想デスクトップセッションにログオンするときに、クライアントデバイスに接続されたスマートカードを認証に使うことができます。このリリースではさらに、Ubuntu 20.04、Ubuntu 18.04、およびUbuntu 16.04セッションでスマートカードパススルー認証を使用できます。詳しくは、「スマートカードによるパススルー認証」を参照してください。

MATEデスクトップのサポート

CentOS、RHEL、Ubuntu、Debianで軽量のMATEデスクトップのサポートを追加しました。ctxinstall.sh、ctxsetup.sh、およびdeploymcs.shスクリプトで使用可能な新しい変数を使用して、MATEまたはGNOMEデスクトップを指定できるようになりました。変数を指定しないままにすると、現在VDAにインストールされているデスクトップが使用されます。ただし、現在インストールされているデスクトップがMATEの場合は、この変数値をmateに設定する必要があります。詳しくは、「簡単インストール」と「Linux Virtual Delivery Agent for RHEL/CentOSのインストール」を参照してください。

RHEL 8、CentOS 8、SUSE 12.5のPBISサポート

RHEL 8、CentOS 8、SUSE 12.5マシンをWindowsドメインに参加させるためのPBISサポートを追加しました。

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