ブラウザデータの暗号化
ブラウザ データ暗号化 (旧称アプリ データ保護) は、Citrix Enterprise Browser を使用する際にセキュリティを強化する機能です。
このリリースでブラウザー データ暗号化機能を有効にした Citrix Enterprise Browser を使用する場合、この機能はブラウザーによって生成された次のようなデータの暗号化に重点を置きます。
- データの自動入力
- ブックマーク
- ブラウザーキャッシュ
-
ブラウザーのストレージフォルダー
注:
ブラウザーのストレージフォルダーには、ユーザーのダウンロードファイルは含まれません。
- Cookies
- 履歴
- ネットワークキャッシュ
- パスワードボールト
- 設定
注:
暗号化されたデータにアクセスするには、Citrix Enterprise Browser を使用して開く必要があります。
ブラウザデータ暗号化では、以下のものは保護されません。
- ダウンロードしたファイル
- 拡張機能
ブラウザ データ暗号化機能を構成するには、「 ブラウザ データ暗号化を構成する」を参照してください。
免責事項:
ブラウザ暗号化ポリシーは、Citrix Enterprise Browser を通じて生成されたデータに対してデバイス レベルの暗号化を提供します。 Citrix Enterprise Browser を介したデバイス レベルの暗号化によってエンド ユーザーのデバイスが保護されることは保証されません。 当社では、製品をより適切に最適化するために暗号化技術の進歩を注視し対応を続けていますが、特定の構成や展開の保護、またはより高い権限を持つユーザーの保護を保証するものではありません。
制限事項:
- プライマリ ストアでブラウザ データ暗号化機能が有効になっていない場合、どのストアでもブラウザ データ暗号化は有効になりません。 回避策として、Citrix Workspace アプリにユーザーが追加できるストアを 1 つだけに制限することができます。 これにより、接続されたストアに対してブラウザ データ暗号化が常に有効になります。
- GACS でブラウザ データ暗号化が無効になっている場合、暗号化された項目 (前のセクションにリストされているもの) は削除されます。