アプリケーション障害の解決

[アクティビティマネージャー] ビューで [アプリケーション] タブをクリックします。ここでは、このユーザーがアクセス権限をもつすべてのマシン上のすべてのアプリケーションとその状態を確認できます。これには、接続しているマシンのローカルアプリケーションおよびホストされるアプリケーションが含まれます。

一覧には、セッション内で起動されたアプリケーションのみが表示されます。

マルチセッションOSマシンおよびシングルセッションOSマシンでは、アプリケーションが切断セッションごとに一覧で表示されます。ユーザーが接続していない場合、アプリケーションは表示されません。

アクション 説明
応答していないアプリケーションを終了する 応答していないアプリケーションを選択し、[アプリケーションの終了] をクリックします。アプリケーションが終了したら、ユーザーに再度起動するように通知します。
応答していないプロセスを終了する 必要な権限がある場合は、[プロセス] タブをクリックします。アプリケーションに関連するプロセス、またはCPUリソースやメモリを過度に消費しているプロセスを選択し、[プロセスの終了] をクリックします。プロセスを終了するための権限がない場合、プロセスを終了することはできません。
ユーザーのマシンを再起動する シングルセッションOSマシンでは、選択したセッションで [再起動] をクリックします。または、[マシンの詳細]ビューで電源制御を使ってマシンを再起動またはシャットダウンします。アプリケーションの状態を再確認するには、ユーザーに再度ログオンするように通知します。マルチセッションOSマシンでは、[再起動]オプションを使用できません。代わりに、ユーザーをログオフして、再度ログオンさせます。
マシンをメンテナンスモードにする パッチまたはそのほかの更新などによりマシンのイメージをメンテナンスする必要がある場合は、マシンをメンテナンスモードにします。[マシンの詳細]ビューで [詳細] をクリックして、メンテナンスモードのオプションをオンにします。担当の管理者に報告します。

実行中のアプリケーションを非表示にする

アクティビティマネージャーのデフォルトでは、そのユーザーのセッションで実行されているすべてのアプリケーションが一覧表示されます。この情報を表示するには、アクティビティマネージャー機能へのアクセス権限が必要です。この権限を持つ管理者の役割は、すべての管理権限を実行できる管理者、デリバリーグループ管理者、およびヘルプデスク管理者です。

ユーザーのプライバシーと、ユーザーが使用しているアプリケーションを保護するために、[アプリケーション]タブでアプリケーションの一覧を非表示にできます。このためには、VDAでHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\Director\TaskManagerDataDisplayedのレジストリキーを編集します。デフォルトでは1に設定されています。値を0に変更すると、VDAから情報が収集されなくなるため、アクティビティマネージャーに情報が表示されなくなります。

警告:

レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

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