Session Recording

録画のファイルサイズの指定

録画ファイルのサイズが大きくなるにつれて、ダウンロードに時間がかかり、再生中にシークスライダーを使用して再生箇所を変更するときに反応が遅くなります。ファイルサイズを制御するにはファイルのしきい値を指定します。録画ファイルがこの限界に達すると、Session Recordingによってファイルが閉じられ、録画を続行するために追加のファイルが作成されます。この操作をロールオーバーと呼びます。

ロールオーバーのため、2つのしきい値を指定できます:  

  • ファイルサイズ。このサイズに達すると現在のファイルが閉じ、新しいファイルが開きます。デフォルトでは、ロールオーバーはサイズが50MBを超えると発生します。サポートされる値は、0〜300です。
  • 時間。この時間に達すると、現在のファイルが閉じ、新しいファイルが開きます。デフォルトでは、セッションが12時間録画されるとロールオーバーが発生します。サポートされる値は、1~24です。

ロールオーバーは、上記の2つの条件の最初の1つが満たされたときに発生します。たとえば、サイズとして17MB、時間として6時間を指定したとします。録画ファイルが3時間で17MBに達すると、Session Recordingによりファイルが閉じられ、新しいファイルが開きます。

多くの小さなファイルが作成されないように、ファイルサイズに指定された値にかかわらず、少なくとも1時間が経過するまでロールオーバーは起こりません。この規則の例外は、ファイルサイズが300MBを超えた場合です。

録画の最大ファイルサイズの指定

  1. Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[Session Recordingサーバーのプロパティ] を選択します。
  3. [Session Recordingサーバーのプロパティ] で、[ロールオーバー] タブをクリックします。

    ファイルのロールオーバー

  4. 10から300の間の整数を入力して、ファイルサイズの上限をMB単位で指定します。
  5. 1から24の間の整数を入力して、録画時間の上限を時間単位で指定します。
録画のファイルサイズの指定