ESD更新仮想マシンの作成と構成
管理対象のvDiskの更新に使用する仮想マシンは、Provisioning ServicesでvDisk更新の管理を構成する前にハイパーバイザーに作成しておきます。サポートされるハイパーバイザーは、次のとおりです:Citrix XenServer、Microsoft SCVMM/Hyper-V、VMWare vSphere/ESX。
ハイパーバイザー上の仮想マシンを作成し構成するときは、ESDの種類によって特定の手順が変わります。ただし、選択するESDシステムの種類にかかわらず、次の一般的な前提条件が更新仮想マシンに当てはまります。
- サーバーに適切なESDサーバーソフトウェアをダウンロード、インストール、および構成します。
- ハイパーバイザー上で一意な、Provisioning Servicesのターゲットデバイス名と同様の命名規則に従う名前を仮想マシンに付ける必要があります。最長で15バイトの名前を付けることができます。
- 管理対象のvDiskに実行できる更新タスクはいつでも1つであるため、1つの管理対象のvDiskに対して1つの仮想マシンのみを設定する必要があります。
- 各仮想マシンには、2GB以上のメモリを割り当てることをお勧めします。
- 適切なESDライセンスを使用できるようにして、ESDクライアントソフトウェアをvDiskに正常にインストールして有効にする必要があります。
- SCVMMなしでMicrosoft HyperV Serverを使用することはサポートされていません。
- 更新vDiskの作成に使用する更新仮想マシンに複数のNICを構成すると、SCVMMサーバーにストリーム配信する場合はPXE起動に失敗します。単一のNICを使用するか、単一のレガシNICのみを使用することをお勧めします。
- イメージ更新クライアントに必要なため、更新仮想マシンの役割を果たすvDiskに.NET Framework 3.5以降をインストールする必要があります。
- ダウンロードとインストールが30分以内に完了する更新のみを適用することをお勧めします。
次のESDシステムがサポートされます。
- WSUS
- SCCM
ESD更新仮想マシンの作成と構成
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