サーバー間の負荷分散の管理
単一のサーバーから、または、複数のサーバーから負荷分散アルゴリズムを使用して提供するように、vDiskを構成できます。
vDiskで負荷分散を構成するには
- コンソールでvDiskを右クリックして、[負荷分散] を選択します。
- 負荷分散を有効にするか、このvDiskを提供する単一のProvisioningサーバーを割り当てて、[OK]をクリックします。ダイアログボックスについて詳しくは、次の表を参照してください。
注:高可用性の構成について詳しくは、「 高可用性の実装の管理」を参照してください。
次の表は、[vDisk負荷分散]ダイアログボックスで設定できる項目を示しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
負荷分散アルゴリズムを使用する | 負荷分散アルゴリズムを有効または無効にすることができます。このアルゴリズムにより、最も負荷の低いサーバーを選択してターゲットデバイスにこのvDiskを提供することができます。 |
サブネットアフィニティ | このvDiskをターゲットデバイスに提供するために使用する、サーバーとNICの組み合わせを割り当てる場合は、次のサブネット設定から選択します:なし – サブネットを無視します。最も負荷の低いサーバーを使用します。[なし]がデフォルトの設定です。ベストエフォート – 同じサブネット内で最も負荷の低いサーバーとNICの組み合わせを使用します。サブネット内に使用できるサーバーとNICの組み合わせがない場合は、サブネットの外部で最も負荷の低いサーバーを選択します。選択したサブネット内で複数のサーバーを使用できる場合は、それらのサーバー間で負荷分散を実行します。固定 – 同じサブネット内で最も負荷の低いサーバーとNICの組み合わせを使用します。サブネット内のサーバーで負荷分散を実行します。同じサブネット内にサーバーとNICの組み合わせがない場合は、このvDiskが割り当てられているターゲットデバイスを起動しません。 |
再配分を有効にする | ファームの説明を入力または編集します。指定したトリガー率を超えた場合に、各サーバー上のターゲットデバイスの数を再配分します。有効な場合は、10分間隔で各サーバーのトリガー率がチェックされます。注: 各サーバー上のターゲットデバイスが5台未満である、または20%を超えるターゲットデバイスが起動中である場合、再配分は実行されません。起動中のターゲットデバイスは別のサーバーに移動されません。 |
トリガー率 | ターゲットデバイスの再配分をトリガーするのに必要な高負荷率です。たとえば、トリガー率が25%の場合、このvDiskを提供できるほかのサーバーと比べてこのサーバーの負荷が25%高負荷になると、再配分が実行されます。値は、5~5000の間で、デフォルトは25です。 |
このサーバーを使用してvDiskを提供する | このvDiskを提供する特定のサーバーを割り当てるには、[このサーバーを使用してvDiskを提供する]をクリックします。 |
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