Profile Management

ユーザーストアの複製

[ユーザーストアを複製する] ポリシーを使用して、ユーザーログオンやログオフのたびにユーザーストアを複数のパスに複製できます。これにより、プロファイルの冗長性が提供され、ユーザープロファイルの高レベルの可用性が保証されます。

  • ユーザーのログオン中、Profile Managementは次のように動作します。

    1. プライマリユーザーストア(path to user storeで指定)に接続して、ユーザープロファイルをローカルコンピューターに取得しようとします。
    2. プライマリストアが使用できない場合、Profile Managementは、アクセス可能なユーザーストアに接続するまで、複製されたユーザーストア(Paths to replicate a user storeで指定)への接続を順次試行します。次に、アクセス可能なストアからユーザープロファイルを取得します。
    3. 以前は利用できなかったストアがアクセス可能になると、Profile Management はそのストアを他のストアと同期して、データの一貫性を確保します。
  • ユーザーのログオフ中に、Profile Managementはローカルプロファイルをプライマリユーザーストアと複製されたユーザーストアの両方に書き戻します。

注:

  • この機能は、ファイルベースとコンテナベースの両方のプロファイルソリューションで利用できます。
  • 複製されたプロファイルコンテナは、ユーザーログオンに対してプロファイルの冗長性を提供しますが、セッション中のフェールオーバーに対しては提供しません。
  • ポリシーを有効にすると、システムの入出力が増え、ログオフに時間がかかるようになります。

グループポリシーを使用して [ユーザーストアを複製する] ポリシーを構成するには、次の手順を実行します:

  1. グループポリシー管理エディターを開きます。

  2. [コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[Citrixコンポーネント]>[Profile Management]>[詳細設定] で、[ユーザーストアを複製する] ポリシーをダブルクリックします。

  3. このポリシーを [有効] に設定します。

  4. [ユーザーストアを複製するパス] の横にある [表示] をクリックして、[値] フィールドにパスを入力します。

    プロファイルコンテナがユーザープロファイルの一部に対して有効になっている場合は、コンテナベースのプロファイルとファイルベースのプロファイルを別の場所に複製できます。これを行うには、次の形式でパスを入力します:<path to the replicated container-based profiles>|<path to the replicated file-based profiles>。例:\\path_a|\\path_bは、Profile Managementがコンテナベースのプロファイルを\\path_aに複製し、ファイルベースのプロファイルを\\path_bに複製することを示します。

  5. [OK] をクリックし、もう一度 [OK] をクリックします。

注:

セッション中に変更されたファイルおよびフォルダーをユーザーストアに同期させるには、[アクティブライトバックを有効にする] ポリシーを有効にします。

変更を適用するには、Profile Managementがインストールされたマシンでコマンドプロンプトからgpupdate /forceコマンドを実行します。すべてのセッションからログオフして再度ログオンします。

ユーザーストアの複製

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