既知の問題

このリリースでは、次の問題が確認されています:

  • XenAppおよびXenDesktop 7.15 LTSR CU6に統合されたCitrix Scoutは、Linux VDA 7.15からログを収集できません。Linux VDA 7.15は、Citrix Scoutがログの収集に使用するCitrix Telemetry Serviceをサポートしていません。

  • indicator-datetime-serviceプロセスで$TZ環境変数が使用されません。クライアントとセッションが異なるタイムゾーンにある場合、Ubuntu 16.04 Unity DesktopのUnityパネルにはクライアントの時刻が表示されません。[LNXVDA-2128]

  • Ubuntuのグラフィック:HDX 3D Proで、Desktop Viewerをサイズ変更した後、アプリケーションの周囲に黒い枠が表示されたり、まれに背景が黒く表示される場合があります。

  • Linux VDA印刷リダイレクトで作成されたプリンターは、セッションからログアウト後、削除されることがあります。

  • ディレクトリにファイルやサブディレクトリが多数含まれていると、CDMファイルが見つからないクライアント側のファイルやディレクトリが非常に多い場合、この問題が生じることがあります。

  • このリリースでは、英語以外の言語にはUTF-8エンコードのみがサポートされます。

  • セッションのローミング時、Citrix Receiver for AndroidでCapsLockが通常とは反対の状態になる場合があります。Citrix Receiver for Androidへの既存の接続をローミングすると、Caps Lock状態が失われる場合があります。回避策として、拡張キーボードのShiftキーを使用して大文字と小文字を切り替えます。

  • Citrix Receiver for Macを使用してLinux VDAに接続している場合、Altキーを使用するショートカットキーが機能しないことがあります。Citrix Receiver for Macでは、左右どちらのoption/altキーを押しても、デフォルトではAltGrが送信されます。Citrix Receiverの設定でこの動作を変更することはできますが、結果はアプリケーションによって異なります。

  • Linux VDAをドメインに再度追加すると、登録できません。再度追加することにより、Kerberosキーの新しいセットが生成されます。しかし、ブローカーは、Kerberosキーの以前のセットに基づいた、キャッシュに存在する期限切れのVDAサービスチケットを使用する可能性があります。VDAがブローカーに接続しようとするときに、ブローカーはVDAに返すセキュリティコンテキストを確立できないことがあります。通常見られる現象は、VDA登録の失敗です。

    この問題は、VDAサービスチケットが最終的に期限切れとなって更新されると自動的に解決します。ただし、サービスチケットの期限は長いので、それまでに時間がかかることがあります。

    この問題を回避するには、ブローカーのチケットキャッシュを消去します。ブローカーを再起動するか、管理者としてコマンドプロンプトからブローカーで次のコマンドを実行します。

     klist -li 0x3e4 purge
     <!--NeedCopy-->
    

    このコマンドにより、Citrix Broker Serviceを実行するNetwork ServiceプリンシパルがLSAキャッシュに保持するサービスチケットはすべて削除されます。これにより、ほかのVDAのサービスチケットが削除されます。また、その他のサービスのサービスチケットも削除される可能性があります。ただし、この処理は悪影響を及ぼしません。これらのサービスチケットは、再度必要になった時にKDCから再取得できます。

  • オーディオのプラグアンドプレイがサポートされません。ICAセッションでオーディオの録音を開始する前に、オーディオキャプチャデバイスをクライアントマシンに接続できます。オーディオ録音アプリケーションの開始後にキャプチャデバイスを接続した場合は、アプリケーションが応答しなくなって再起動する必要が生じる可能性があります。録音中にキャプチャデバイスが取り外されると、同様の問題が発生する可能性があります。

  • Citrix Receiver for Windowsでオーディオ録音中にオーディオの歪みが生じることがあります。

既知の問題

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