クライアント側IMEユーザーインターフェイスの同期
概要
クライアント側IMEユーザーインターフェイス(作成ウィンドウと候補ウィンドウを含む)は、これまで画面の左上隅に配置されていました。このインターフェイスはカーソルに追従せず、テキスト入力領域ではカーソルから離れて配置されることがありました:
Citrixではユーザービリティが強化され、以下のように、クライアント側IMEでのユーザーエクスペリエンスがさらに改善されています:
注:
この機能は、RHEL 7.x、CentOS 7.x、Ubuntu 16.04、Ubuntu 18.04、SUSE 12.x。Windows向けおよびMac向けCitrix Workspaceアプリでは、エコーキャンセルがサポートされています。
RHEL 7.xデスクトップセッションでこの機能を使用するには、
IBus
を有効にする必要があります。たとえば、入力にIMEが必要なユーザーインターフェイス言語を設定するか、GTK_IM_MODULE=ibusを${HOME}/.config/imsettings/xinputrcファイルに追加します。この機能は自動的にインストールされますが、使用する前に有効にする必要があります。
機能の有効化と無効化
クライアント側IMEユーザーインターフェイスの同期機能は、デフォルトで無効になっています。この機能を有効または無効にするには、[クライアントキーボードレイアウトの同期とIMEの改善] ポリシーを設定するか、ctxreg
ユーティリティを使用してレジストリを編集します。
注:
[クライアントキーボードレイアウトの同期とIMEの改善] ポリシーは、レジストリ設定よりも優先され、指定したユーザーオブジェクトとマシンオブジェクト、またはサイト内のすべてのオブジェクトに適用できます。特定のLinux VDAのレジストリ設定は、そのVDAのすべてのセッションに適用されます。
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[クライアントキーボードレイアウトの同期とIMEの改善] ポリシーを設定して、クライアントIMEユーザーインターフェイス同期機能を有効または無効にします:
- Studioで、[ポリシー] を右クリックし、[ポリシーの作成] を選択します。
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[クライアントキーボードレイアウトの同期とIMEの改善] ポリシーを検索します。
- ポリシー名の横にある [選択] をクリックします。
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ポリシーを設定します。
以下の3つのオプションが利用可能です:
- 無効:動的なキーボードレイアウトの同期とクライアントIMEユーザーインターフェイスの同期を無効にします。
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動的なクライアントキーボードレイアウトの同期のサポート:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM \CurrentControlSet\Control\Citrix\LanguageBar
のSyncKeyboardLayoutレジストリキーのDWORD値に関係なく、動的キーボードレイアウトの同期を有効にします。 -
動的なクライアントキーボードレイアウトの同期とIMEの改善のサポート:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM \CurrentControlSet\Control\Citrix\LanguageBar
のSyncKeyboardLayoutおよびSyncClientIMEレジストリキーのDWORD値に関係なく、動的キーボードレイアウトの同期を有効にします。
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ctxreg
ユーティリティを使用してレジストリを編集し、クライアント側IMEユーザーインターフェイスの同期機能を有効または無効にします。この機能を有効にするには、次のコマンドを実行します。
/opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg update -k "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Citrix\LanguageBar" -v "SyncClientIME" -d "0x00000001" <!--NeedCopy-->
この機能を無効にするには、次のコマンドを実行します。
/opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg update -k "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Citrix\LanguageBar" -v "SyncClientIME" -d "0x00000000" <!--NeedCopy-->