Citrix Virtual Apps and Desktops

仮想チャネルの許可リストポリシー設定

仮想チャネルの許可リストポリシー設定により、ICAセッションで開くことを許可する仮想チャネルを指定した許可リストを使用できるようになります。

無効にすると、すべての仮想チャネルが許可されます。

有効にすると、Citrix仮想チャネルのみが許可されます。

カスタムまたはサードパーティの仮想チャネルを使用するには、仮想チャネルをリストに追加します。仮想チャネルをリストに追加するには以下を行います:

  1. 仮想チャネル名のあとにコンマを入力する。
  2. その仮想チャネルにアクセスするプロセスへのパスを入力する。

さらに実行可能なパスをリストすることができ、パスはコンマで区切られます。

例:

CTXCVC1,C:\VC1\vchost.exe

CTXCVC2,C:\VC2\vchost.exe,C:\Program Files\Third Party\vcaccess.exe

Citrix Virtual Apps and Desktops 7 2109以降、仮想チャネルの許可リストはデフォルトで有効になっています。許可リストへの仮想チャネルの追加について詳しくは、「許可リストへの仮想チャネルの追加」を参照してください

Skype for BusinessのHDX RealTime Optimization Packを使用している場合は、仮想チャネルを許可リストに追加します。詳しくは、HDX RealTime Optimization Packのドキュメントを参照してください。

重要:

設定を有効にするには、VDAマシンを再起動する必要があります。

詳しくは、「ICA仮想チャネル」を参照してください。

仮想チャネル許可リストのログ

このポリシー設定を使用して、仮想チャネル許可リストのログのレベルを構成できます。

次のオプションが利用可能です:

| オプション | 説明 | | 無効 | すべてのログイベントを無効にします。 | | 警告のみをログに記録 | イベントは、開こうとした、許可リストに含まれていないカスタム仮想チャネルについてのみ記録されます。 | すべてのイベントをログに記録 | すべてのイベントがログに記録されます |

仮想チャネルの許可リストのログ調整

このポリシー設定を使用して、アクティブなセッションのイベントをログに記録する頻度を構成できます。

各仮想チャネルのすべてのイベントは、最初に発生したときにログに記録されます。繰り返されるイベントは、セッションがアクティブである間の調整期間中は無効になります。セッションが切断されると、調整期間はリセットされます。

DVCの仮想チャネルの許可リスト

ICAセッションで開くことを許可する動的仮想チャネルを指定した許可リストを使用できるようになります。

無効にすると、すべての動的仮想チャネルが許可されます。

有効にすると、動的仮想チャネルは許可されません。この機能で動的仮想チャネル(DVC)を使用するには、DVCをリストに追加する必要があります。DVCをリストに追加するには、セッションホスト内のDVCにアクセスするプロセスへのパス、コンマ、クライアント側プラグイン名、コンマ、プラグインが使用するリスナーの名前の順に入力します。複数のリスナー名をコンマで区切って追加できます。

プラグインでサポートされているすべてのリスナーを許可するには、ワイルドカードを使用できます。

ワイルドカードを使用して、プロセスパス内の単一のディレクトリ名やディレクトリ名の一部を置き換えたり、実行可能ファイルの名前や名前の一部を置き換えたりすることもできます。

この設定の変更は、セッションホストを再起動した後にのみ適用されます。

例: クライアント側プラグイン:DvcPlugin1.dllDvcPlugin2.dllDvcPlugin3.dll

許可リストのエントリ: C:\Program Files\App\run1.2.exe,DvcPlugin1,ListenerName1 C:\Program Files\*\run*.exe,DvcPlugin2,ListenerName1,ListenerName2 C:\Program Files\App\run1.2.exe,DvcPlugin3,*

仮想チャネルの許可リストポリシー設定